鹿島アントラーズに欲しいのは興梠慎三のようなFW

鹿島アントラーズ

10月1日に行われたJ1第31節北海道コンサドーレ札幌vs川崎フロンターレの試合で札幌所属の興梠慎三がゴールを決めました。

前半41分に得意のPKを冷静に決めています。

今季4得点目のゴールでありJ1通算162得点目となりました。

これまで佐藤寿人と161得点で並んでいましたが歴代単独2位に躍り出ています。

今シーズンで36歳になりましたが、あと数年プレーできれば歴代1位で191得点の大久保嘉人を抜くことも不可能ではないかもしれません。

ここ2年は得点数が落ちましたがJリーグでは屈指のFWです。

鹿島アントラーズにプロ入りすると浦和レッズ、コンサドーレ札幌と3つのクラブを渡り歩きます。(札幌はレンタル移籍中)

そしてどのクラブでも主力となりコンスタントにに得点を重ねてきました。

鵬翔高校では1学年上の増田誓志が有名であり後を追うように共に鹿島に入団します。

高校までのポジションはMFでありスピードを武器にしていたタイプでした。

それが鹿島に入団後FWにコンバートされます。

そして柳沢敦を師と仰ぎ、お手本としたためゴール前での動き出しに磨きがかかります。

その柳沢から興梠へと背番号13は引き継がれ鹿島のエースナンバーとなりました。

また柳沢退団後はマルキーニョスというオールマイティーなFWとコンビを組んだことで一気に成長することができました。

ただ興梠もJリーグ初ゴールが3年目の出場30試合目とFWとしては遅かったです。

しかしそこからはゴールを決め切ることができる選手になります。

鹿島最終年の2012年に11得点を挙げると、浦和に移籍後も2020年まで9シーズン連続二桁ゴールを達成します。

これはJリーグ史上初の快挙でした。

20代後半から30代でキャリアの最高潮を迎えます。

現在の日本サッカー界では若くして活躍をするとすぐに海外に引き抜かれてしまいます。

興梠も10年ほど遅れていれば海外移籍をするような選手になっていたかもしれません。

そして現在のJリーグでは安定したチーム作り、成績を残すにはバリバリの日本代表ではなく20代半ばから後半の実力者が必要です。

川崎フロンターレのように大卒選手が入団後1、2年をかけてレギュラーになってくると理想ですね。

そのような選手は海外移籍をする可能性が低いからです。

それでも三笘薫や旗手怜央のように飛び抜けてしまうと海外に目を付けられます。

興梠はコンスタントに得点をしていますが得点王を獲っていません。

また国際試合でもA代表で16試合0得点と目立った成績は残せていません。

唯一の大舞台も2016年に30歳でリオデジャネイロオリンピックにオーバーエイジでの出場でした。

時代もありますが、ずば抜けた成績がなかったことでJリーグに残ることになり記録に残る選手になっています。

選手個人としては海外移籍や日本代表になりたいのは当たり前ですがこのような選手をいかに集められるかだと思います。

鹿島はこれまで高卒選手を獲ることが多く、その選手たちの成長速度が早かったことで首を絞めてしまいました。

近年では植田直通、鈴木優磨、安部裕葵と戦力になり出したところで海を渡ってしまいました。

今後はJリーグでいかにコンスタントに活躍できる選手を獲得するかがタイトル獲得の鍵になりそうです。

特に今季のJリーグを見てもどこのクラブも得点力のあるFWは喉から手が出るほど欲しいです。

興梠のように9年も連続で二桁ゴールを決めるような選手はなかなか出てこないと思われます。

しかしそのような選手を育て上げたのは鹿島でありいつか出てくると信じたいです。

興梠慎三2世のFWが出現した時に再度3連覇ができるのかもしれません。

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