8月25日は町田浩樹の誕生日です。
1997年生まれですので今年で24歳になります。
今回東京オリンピックのメンバー入りも果たし今後の飛躍がますます期待されるCBです。
身長は190cmであり左利きとそれだけで世界的に見ても稀有な存在です。
父親も191cmあるようで高身長な家系ですね。
今後クラブでの活躍により海外移籍もそう遠くない将来にあるかもしれません。
今回はそんな町田浩樹の紹介になります。
町田は鹿島アントラーズつくばジュニアユース、ユース、そしてトップ昇格と幼い頃から鹿島アントラーズで育ってきました。
ジュニアユース時代の中学1年生の時にCBを任されるようになりそこからずっと一筋のようです。
そしてユース最終学年の2015年には高円宮杯U-18サッカーリーグチャンピオンシップでガンバ大阪を1−0で下し日本一になっています。
未だに鹿島アントラーズユースがこの大会で優勝したのはこの一度だけです。
そのためユースの黄金世代であり2016年に垣田裕暉、平戸太貴、田中稔也と町田の4人がトップ昇格を果たしています。
ただプロは厳しい世界であり1年目はナビスコ杯のグループステージに2試合出場したのみで終わってしまいます。
特に町田とポジションが被るCBには昌子源、植田直通、ファン・ソッコと実力者がおりルーキーには高い壁でした。
しかし翌2017年5月14日第11節ヴィッセル神戸戦でリーグ戦初先発をすると1−2で敗戦はしましたが上出来のプレーを見せます。
そして次の第12節川崎フロンターレ戦でもスタメンに抜擢されます。
その試合で悲劇が起こってしまいます。
前半32分にボール奪取に行った際に膝前十字靭帯を損傷し全治6ヵ月の大怪我を負ってしまいます。
復帰後次に出場するのは2018年6月6日の天皇杯2回戦Honda FC戦と1年近くブランクができてしまいました。
入団翌年の大怪我であり本人も相当悩んだでしょうが見事乗り越えてくれました。
その後2019年、2020年は準レギュラークラスになり今年2021年はオリンピックで抜けていた試合以外はリーグ戦全試合フル出場をしています。
今では代えの効かない選手です。
またこれまで鹿島ユース出身でトップチームでレギュラー格になったDFは1人もいませんでした。
ちなみに上位は曽ヶ端準(533試合)、野沢拓也(285試合55得点)、土居聖真(261試合47得点)、鈴木優磨(96試合27得点)、町田浩樹(75試合8得点)となっています。(8月24日現在)
今度も試合数をどんどん伸ばしていってもらいたいです。
町田が入団以降、鹿島はJリーグ(2016年)、天皇杯(2016年)、ACL(2018年)と3つのタイトルを獲得しました。
しかしそのいずれの大会も町田は出場試合が0でありタイトル獲得に直接的な貢献をしていません。
早く町田の活躍によりタイトル獲得をする姿を見たいものです。
そして近々ユース時代にも背負っていた背番号4をつけて欲しいです。
これまで4番のCBと言えば奥野僚右、大岩剛と引退後は監督になるようなサッカーIQを持った選手が背負った番号です。
町田にはクレバーな選手に育ってもらい鹿島の歴史に名を残してほしいと思います。
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