遠藤康が第30節セレッソ大阪戦で途中出場しJ1リーグ戦での出場試合数を300としました。
ルーキーイヤーの2007年4月7日の第5節大宮アルディージャ戦でデビューを果たします。
そこから15年目での偉業達成です。
若手の頃は小笠原満男や本山雅志、野沢拓也など中盤にタレントが多くなかなか出番がありませんでした。
その後長くレギュラーとなりましたがベテランの領域になりまた出番が減ってきています。
それでも出場した際は短い時間の中でも存在感を出してくれています。
本当に頼もしい存在です。
この300試合出場ですがJ全体では意外と多く127人目になります。
ランキングを見ると1位の遠藤保仁は641試合出場ととてつもない数字を残しています。
まだまだ上はいますのでこれからも出場数を伸ばしていってもらいたいです。
また鹿島アントラーズに限ると7人目の300試合出場となりました。
これまでの選手を確認してみたいと思います。
以下は全て鹿島アントラーズ所属時の成績です。(9月28日現在)
1位 曽ヶ端準(533試合)
2位 小笠原満男(525試合69得点)
3位 青木剛(376試合8得点)
4位 本山雅志(365試合38得点)
5位 秋田豊(334試合20得点)
6位 本田泰人(328試合4得点)
7位 遠藤康(300試合46得点)
錚々たる面々が揃っています。
皆鹿島の歴史に名を残してきた選手ばかりです。
遠藤以外は日本代表でも活躍した選手たちです。
どうしてこれほどの選手が一度もA代表で出場がないのか疑問です。
また左利き選手で初めて300試合を達成しました。
J通算46得点を決めていますが左足41点、右足4点、頭1点でした。
完全な左足のスペシャリストです。
これまでの上位陣を見ても中田浩二しか左利きはおらず右利きで編成してきたことがわかります。
左利きの選手がいるとテンポが変わりますので今度はもう少し増えるといいですね。
次に300試合を達成しそうなのは土居聖真です。
現時点で267試合48得点の成績です。
土居はレギュラー格なのでこのままいけば来シーズンの秋頃に達成します。
8人目の達成者として楽しみです。
遠藤は曽ヶ端、本田に次ぐ鹿島一筋の選手です。
良い時ばかりでなく悪い時もあったでしょう。
移籍話もあったと思います。
それでもずっと鹿島にいてくれました。
背番号も加入時からずっと25番という珍しい選手です。
今後遠藤以上の25番は出てこないでしょう。
年齢的にも引退時期は近いかもしれません。
それでもまだ輝きを見たいです。
タイトル獲得を遠藤の左足で決めてもらいたいです。
コメント