8月14日は第25節アビスパ福岡戦がカシマサッカースタジアムで行われました。
結果は2−0の勝利です。
レネ・ヴァイラー前監督から引き継いだ岩政大樹監督の初戦でした。
その大事なリスタートを完封勝利です。
鹿島はリーグ戦6試合ぶりの勝利となりました。
まずは試合を振り返りたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK1 クォンスンテ
DF32 常本佳吾
DF5 関川郁万
DF20 キムミンテ
DF22 広瀬陸斗
MF14 樋口雄太
MF21 ディエゴピトゥカ
MF33 仲間隼斗
MF17 アルトゥールカイキ
FW8 土居聖真
FW40 鈴木優磨
三竿健斗が出場停止であり関川とミンテがCBのコンビを組みました。
鹿島は監督が代わったとはいえ大きく戦い方を変えたわけではありませんでした。
長いボールを早めにFWに当てこぼれ球を拾っていきます。
そして土居、仲間が飛び出していき躍動ある動きを見せます。
10分に勢いのまま先制に成功です。
樋口が右サイドに大きなサイドチェンジをします。
すると常本が頭で落とします。
鈴木が得意のターンからペナルティエリア内へ進入するとキックフェイントから強烈なシュートを打ちます。
これはゴールとは違う方向に飛ぶも相手DFに当たりコースが変わってネットを揺らしました。
記録はオウンゴールとなりますが、これまでずっとファーストチャンスが得点になっていませんでした。
この試合では幸先よくスタートすることができました。
さらに18分にも同じようにサイドチェンジからチャンスを作ります。
常本の落としを鈴木が縦パスし土居が抜け出すも空振りしシュートが打てません。
その後福岡も右サイドのジョルディ クルークスを起点に攻撃を仕掛けてきます。
27分にはそのジョルディ クルークスの左足のクロスにジョン マリがヘディングで合わせるも右ポストに当たり救われます。
前半の終盤も福岡がセットプレーから決定機を迎えますがスンテを中心に守り切ります。
後半もやや停滞した時間が続きます。
それでも56分に樋口が中盤から縦パスを入れるとカイキ、ピトゥカと繋ぎ縦パスが出ます。
飛び出した樋口が右足で狙うもバーを越えていきました。
そこで60分に仲間から安西幸輝に交代です。
68分に土居のパスカットから鈴木が中盤で入れ替わります。
そこからドリブルしタメを作ると再度右サイドを上がってきた土居に出します。
土居の柔らかなクロスに中でカイキがフリーでヘディングシュートも左サイドネットでゴールはなりません。
71分に樋口、カイキ、土居から中村亮太朗、エヴェラウド、舩橋佑と3枚替えです。
81分には広瀬から林尚輝に交代します。
林は今季リーグ戦初出場となります。
83分にはピトゥカが山岸祐也とのボールの奪い合いでイエローカードを貰います。
これにより累積警告で次節出場停止です。
やや熱くなってしまい勿体無いカードでした。
最後まで同点を狙い福岡が攻め込んできます。
これにより追加点が生まれます。
93分に相手の中途半端なボールがピトゥカに渡ります。
ピトゥカはエヴェラウドに丁寧な縦パスを出します。
エヴェラウドは独走からGKと1体1になりました。
するとループシュートを打ちますが村上昌謙が一度は止めます。
しかし弾いたこぼれ球を自ら詰めてダメ押しとなりました。
これで勝負ありとなり2−0で勝利です。
1点目のゴールの後に鈴木が岩政監督に抱きつきます。
かなり強めの抱擁であり関係性の良さを感じました。
鹿島らしさ全開の試合展開だったと思います。
岩政監督の初戦が声出し応援試合であり最大限後押しできました。
この1勝はとてつもなく大きなものであることは間違いありません。
ただリーグ戦を優勝するには残り9連勝が条件になってくるでしょう。
まだまだ道半ばです。
ここから鹿島の逆襲が始まります。
リーグ優勝を諦めるわけにはいきません。
大逆転を起こしてやりましょう。

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