第33節清水エスパルス戦を振り返って【地元静岡で松村優太が躍動】

鹿島アントラーズ

10月29日は第33節清水エスパルス戦がIAIスタジアム日本平で行われました。

結果は1−0の勝利です。

鹿島アントラーズは3週間ぶりのリーグ戦で8試合ぶりの勝利を敵地で掴みました。

これが節目のアウェイ通算250勝目となります。

まずは試合を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK29 早川友基
DF32 常本佳吾
DF5 関川郁万
DF20 キムミンテ
DF2 安西幸輝
MF6 三竿健斗
MF21 ディエゴピトゥカ
MF34 舩橋佑
MF33 仲間隼斗
FW40 鈴木優磨
FW 27 松村優太

三竿のポジションを一列上げてきました。

岩政監督の試行錯誤が見られます。

試合は鹿島がボールを保持してスタートします。

しかしパスミス、トラップミスが連発しなかなかリズムに乗れません。

徐々に清水ペースになり13分にはホナウドにペナルティエリア手前から左足で低い弾道のシュートを打たれますが早川がどうにかはじき出します。

鹿島も22分に右サイドで松村と鈴木がいい連携からペナルティエリアに進入します。

しかし松村のシュートはGK権田修一の正面です。

鹿島がチャンスを作り出した矢先にアクシデントが起こります。

安西が中山克広とロングボールに競り合った際に右肩を痛めます。

歩くのもスタッフに抱えられるほどですぐに交代となりました。

28分に和泉竜司を投入しそのまま左サイドバックを任せることになります。

すると直後の29分に右サイドで松村が落とし、常本が絶妙なクロスを上げます。

これを鈴木が完璧に頭で合わせますが権田に防がれてしまいました。

さらに前半アディショナルの49分にもペナルティエリア手前の連携から鈴木が前を向きます。

迷わず左足で強烈なシュートを打ちますが枠の右に外れました。

前半は両チームともに決め手を欠きスコアレスドローで折り返します。

後半は51分に和泉がボールを運び仲間に出します。

仲間は反転から左足のコントロールショットを放ちますが枠の左です。

そして56分に幸運な形で先制点が生まれました。

右CKをピトゥカが低いボールを蹴りますがはじかれます。

戻ってきたボールをもう一度ゴール前に上げますが権田がこれをパンチングします。

三竿がダイレクトボレーを打つも相手DFに当たりリフレクションします。

最後はDFが外側にクリアしようとしたところ、三竿が出した右足に当たりネットを揺らしました。

いくつかの運が味方しようやく決まったゴールです。

64分に舩橋、仲間から名古新太郎、アルトゥール カイキに交代します。

77分には名古のドリブルから鈴木と繋ぎ最後は右サイドの松村にボールが出ます。

これをダイレクトで打つもバーの上を越えていきました。

80分は右CKをピトゥカがインスイングの鋭いボールを蹴ります。

中で鈴木が頭で合わせるも権田が弾き、バーに当たってゴールラインは越えません。

最後は90分に鈴木からエヴェラウドに交代し時間を使います。

清水も猛攻を仕掛けてきましたが凌ぎ切りました。

結果ウノゼロで勝利をすることができています。

得点も崩したものではなく勝利できたことは運もあったかもしれません。

ただ完封できたことは大きな収穫です。

ここまで失点が続き戦い方が不安定となっていました。

この試合も危ないシーンはありましたが最後まで体を張って耐えました。

最後に勝利した第25節アビスパ福岡戦以来8試合ぶりの完封勝利を挙げています。

早川も安定したセーブがあり出場4試合目で初勝利です。

そして右サイドでスタメン出場の松村はリーグ戦初のフル出場でした。

地元で気合が入っていたのか最後まで運動量が落ちることなく起点となっていました。

今後はスーパーサブだけでなく先発でも十分やれることを証明しています。

この勝利でこれから全てがうまくいくとは思えません。

それでも若手の躍動で希望の光は見えました。

今季の残りは1試合です。

相手はJ1残留をかけたガンバ大阪です。

激しい戦いが予想されますが勝って今シーズンを締めくくりましょう。

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