第29節京都サンガF.C.戦を振り返って【今後を見据えた起用も勝ち切れず】

鹿島アントラーズ

9月10日は第29節京都サンガF.C.戦がサンガスタジアム by KYOCERAで行われました。

結果は1−1の引き分けです。

ともに天皇杯は準決勝まで残っており反対側の山にいます。

そのため勝ち上がれば決勝で当たる可能性がある相手です。

勝利し良いイメージを持ちたい試合でしたが勝ち切れませんでした。

まずは試合を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK31 沖悠哉
DF16 小田逸稀
DF15 ブエノ
DF5 関川郁万
DF2 安西幸輝
MF6 三竿健斗
MF34 舩橋佑
MF21 ディエゴピトゥカ
FW8 土居聖真
FW10 荒木遼太郎
FW19 エレケ

鹿島は大きくメンバーを変えてきます。

これまで出番の少なかった小田やブエノ、エレケ、そして怪我明けの荒木を起用してきます。

また三竿をCBではなくボランチ起用と早くも今後を見据えた起用法に感じました。

試合は開始から鹿島が球際に強く主導権を握ります。

2分には小田が中盤でボールを奪うと素早く攻め込みます。

最後は右から舩橋のスルーパスにエレケが反応し右足でシュートを打ちます。

しかし角度がなかったため枠の左に外れてしまいました。

さらに13分にはピトゥカが右CKからファーサイドへ正確なクロスを上げます。

フリーになった小田が強烈なヘディングシュートを放つもGK上福元直人の好セーブに阻まれます。

直後の14分も連続攻撃から最後は荒木がボレーシュートを打ちますが上福元に防がれてしまいました。

すると20分に京都の反撃に遭います。

右サイドで豊川雄太にスペース使われると川崎颯太に縦パスを入れられます。

ペナルティエリア内でブエノが山崎凌吾に入れ替わられ左足で決められてしまいました。

飲水タイム後辺りから京都にペースを握られます。

鹿島は攻撃の形が全く作れなくなります。

ピンチもありましたが凌ぎ切り0−1で折り返しとなりました。

すると岩政監督は早めの交代策を切ってきます。

ハーフタイムでブエノ、エレケから名古新太郎、エヴェラウドと2枚替えをします。

それでもなかなか打開策が見つかりません。

58分に土居、荒木からアルトゥール カイキ、鈴木優磨と主力を投入します。

すると60分頃からボールが回るようになり波状攻撃が始まります。

ただシュートまでは持ち込めず苦しい展開が続きます。

最後は70分に小田から樋口雄太に交代です。

ここからオープンな展開になり両チームのゴール前までいく回数が増え出します。

そして76分に同点弾が生まれます。

左サイドから安西が中央に侵入してきます。

エヴェラウドからワンツーでボールで受けるとゴール前に浮き球のパスを出します。

これをピトゥカがトラップから細かいタッチをしゴール左隅に流し込みました。

選手の距離感が良く皆のイメージが共有できていた素晴らしい得点です。

しかしその後は守りを固める京都を崩すことができず1−1の引き分けとなりました。

これで鹿島はリーグ戦4試合勝ちがなく岩政監督になり1勝3分1敗です。

通算でもリーグ戦29試合で10試合目の引き分けとなりました。

得点力不足も重なり勝ち切れない試合が続きます。

今は変革のため色々な選手、システムを試行錯誤の最中です。

結果は出ていませんが以前より押し込む時間帯もできています。

後はシュートに結びつけ得点を奪えるようにしたいです。

ここでもがき苦しんだことが天皇杯制覇と来季のタイトル獲得に繋がるようしっかりと基礎固めをしてもらえたらと思います。

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