今年のJリーグもシーズン終盤に差し掛かりました。
今シーズンは序盤に躓きシーズン早々にリーグ戦の優勝争いから脱落しました。
鹿島アントラーズとしてはクラブ創設30周年の今年にリーグ奪還を目指してきましたので、あまりに不甲斐ないものです。
今年は大型補強もあり多くのサッカー解説者から優秀候補の一角に挙げられていました。
そのためサポーターの期待値も上がっており今の成績には到底納得できません。
シーズン途中に相馬監督に代わり多少盛り返しはしましたが川崎フロンターレの背中は遥か遠くにありました。
反撃を試みた9月でしたが成績はどうだったのでしょうか。
全公式戦を振り返ってみます。
9月1日ルヴァン杯準々決勝第1戦名古屋グランパス ●0−2
9月5日ルヴァン杯準々決勝第2戦名古屋グランパス ●0−2
9月11日J1第28節アビスパ福岡 ●0−3
9月18日J1第29節ガンバ大阪 ○3−1
9月22日J1第32節川崎フロンターレ ●1−2
9月26日J1第30節セレッソ大阪 ○2−1
6試合を戦い2勝4敗と負け越しました。
今シーズン月間4敗はワーストです。
ホーム4試合、アウェイ2試合でしたので有利と思われた中での負け越しでした。
8月はアウェイの連戦が続き体力的に厳しい中でも好成績を残しました。
そのためホームで期待されましたが2試合が無観客試合になってしまいホームの利を活かしきれません。
まずはルヴァン杯で名古屋に完敗しタイトルを逃します。
そしてその精神的なダメージからかリーグ戦ではホームで一度も負けたことがなかったアビスパにも大敗します。
その後は勝ち負けを繰り返し9月を終えました。
30節のセレッソに勝ちはしましたが、首位の川崎フロンターレも勝ったため残り試合で勝ち点を上回ることができなくなりリーグ優勝も消滅しています。
タイトルを2つも失うという厳しい9月になりました。
その中で選手個人としては嬉しいことが幾つかありました。
第28節アビスパ戦でブエノがレンタル移籍から復帰後初めて公式戦に出場しました。
その5日後の9月16日の練習中に左股関節内転筋損傷の約6週間の怪我をしてしまいましたが復帰後が楽しみです。
第29節ガンバ戦では安西幸輝がJ1リーグ戦50試合出場を達成です。
安西も今夏に鹿島に復帰しましたが早くも欠かせない存在になっています。
日本代表にも断続的に呼ばれていた選手ですので復帰できるようなパフォーマンスをこれから見せてほしいです。
そして第32節川崎戦では負けはしましたがファン アラーノが2試合連続得点をしました。
怪我から復帰後は好パフォーマンスが続いており献身性にはいつも頭が下がります。
まだまだできる選手だと思いますのでチームに貢献してもらいたいです。
最後に第30節セレッソ戦で上田綺世が2ゴールを決め今季11得点としました。
昨季は10得点であり2年連続で2桁得点を達成です。
鹿島では金崎夢生(2016年、2017年)以来の2年連続で2桁得点です。
2年と言わずこれからもずっと記録を伸ばしてほしいです。
またこの試合で遠藤康がJ1リーグ戦300試合出場、ファン アラーノがJ1リーグ戦50試合出場となりました。
遠藤は鹿島史上7人目の300試合出場であり偉大な選手の仲間入りをしました。
遠藤もアラーノもまだまだ試合数を伸ばしてもらいたいです。
鹿島アントラーズの今シーズンはリーグ戦7試合と天皇杯が最大3試合です。
今年も多くて10試合しかないと思うと早いものです。
天皇杯のタイトルを残しているため楽しみはありますが来年はこの時期はそわそわしながら過ごしたいものです。
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