4月10日は第8節横浜F・マリノス戦がカシマサッカースタジアムで行われました。
結果は0−3の完敗です。
マリノスには直近5連勝中で、ホームでは2012年の第26節に1−2で敗れて以来9連勝中でした。
相性は良かったはずの相手にホームで10年ぶりの敗戦です。
得点差ほどの内容ではなかったと思います。
しかし後半になり防戦一方になり苦しい試合でした。
どうにか粘りたかったのですが最後は力尽きてしまいました。
まずは試合を振り返りたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK1 クォンスンテ
DF32 常本佳吾
DF6 三竿健斗
DF5 関川郁万
DF2 安西幸輝
MF7 ファンアラーノ
MF14 樋口雄太
MF11 和泉竜司
MF17 アルトゥールカイキ
FW18 上田綺世
FW40 鈴木優磨
中3日でしたが前節と同じスタメンで臨みます。
ディエゴ・ピトゥカが出場停止であるためこれがレネ・ヴァイラー監督の考えるベストメンバーなのでしょう。
序盤から一進一退でしたが鹿島の方が決定機を作ります。
25分に右サイドの鈴木からのクロスにカイキが打点の高いヘディングシュートを打ちます。
これはバーに当たりゴールはなりません。
30分にはパスカットしたアラーノが素早く背後にボールを出します。
これに鈴木が反応しますがDFに先に触られてしまいました。
しかしこぼれ球に反応した上田がダイレクトシュートを打ちます。
残念ながらGK高丘陽平の正面でした。
さらに41分にはスンテのパントキックに上田が角田涼太朗を振り切って抜け出しに成功します。
GKと1対1になり左足でシュートも足で防がれました。
前半はほとんどゲームが止まらずあっという間に終わります。
ハイラインのマリノス相手にポゼッションサッカーではなく縦に早いサッカーで対応しました。
チャンスがあっただけに決めておきたい前半でした。
後半も鹿島がチャンスを掴みます。
52分に樋口のアウトスイングの右CKにニアで三竿が頭で合わせます。
しかし高丘のファインセーブに遭い得点はなりません。
その後はセカンドボールをことごとく拾われ苦しい時間帯が続きます。
60分になる頃には完全にマリノスペースで鹿島は防戦一方になります。
ようやく63分にカイキ、アラーノに代えて土居聖真、松村優太を投入します。
しかし流れは変わりません。
77分に和泉、鈴木からキム・ミンテ、染野唯月に交代します。
そしてついに先制点を決められてしまいます。
82分に永戸勝也のアウトスイングのCKにアンデルソン・ロペスがフリーになり頭でネットを揺らされました。
85分に常本佳吾から荒木遼太郎を投入し得点を狙いにいきます。
86分に樋口のCKからゴール前で混戦になり、最後はミンテがシュートも大きくバーを越えていきます。
ここから常本がいなくなった右サイドを狙われてしまいました。
89分は左サイドでエウベルの緩いクロスに西村拓真に頭で決められます。
さらに94分にはエウベルからレオ・セアラに左サイドで深い位置を取られます。
そしてダイレクトでクロスを上げられると三竿がクリアできずにオウンゴールになりました。
まさかの3失点で連勝は5でストップです。
マリノスの記念すべきリーグ1000試合目を勝利で飾られてしまいました。
メンバー固定の影響があったのか後半になってから急激に強度が落ちてしまい走れなくなってしまいました。
非常に悔しい敗戦です。
マリノスはベンチメンバーが充実しており出てくる選手が脅威となっていました。
逆に鹿島は存在感を出すことができませんでした。
ここまで結果が出ていたことで見えなくなっていた課題が露呈されました。
大事なことはしっかり修正し連敗しないことです。
次のリーグ名古屋グランパス戦もホームの試合です。
必ず勝って嫌な流れを断ち切りましょう。
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