町田浩樹はユース出身初のDFレギュラーになれるか

鹿島アントラーズ

相馬直樹監督の初陣は1-0という鹿島らしいスコアでの勝利でした。

そしてそのゴールもCKからDFが頭で決めるというこれまた鹿島らしいゴールでした。

その決勝点を決めたのがCBの背番号28町田浩樹です。

身長が190cmとサイズがあり左利きとそれだけで貴重なプレイヤーです。

東京オリンピックの日本代表候補に入っておりますがまだまだ当落線上にいます。

メンバー発表までアピールが必要になりますのでチームの成績とともに自身のパフォーマンスも上げていってもらいたいです。

そんな町田は鹿島アントラーズユースの出身です。

2016年にトップ昇格をしましたが垣田裕暉、平戸太貴、田中稔也と同期は4人いました。

しかし残りの3人は出場機会を求め移籍しており町田しか残っていません。(垣田は徳島ヴォルティスにレンタル移籍)

町田もすぐに出番が来たわけでなく2018年までは怪我もありほとんど出場はありませんでした。

それでも日々の努力が実を結び始め2019年はリーグ戦22試合、2020年はリーグ戦21試合と準レギュラークラスにまでなってきました。

そして今年2021年はここまで10試合全てフルタイム出場とレギュラーを獲得しました。(4月18日時点)

まだシーズン途中ですのでこれからどうなるかはわかりませんが初の1シーズンを通してレギュラーとして活躍してほしいと思います。

これまで鹿島ユース出身でトップチームに上がった選手は33名います。

Jリーグが1993年に開幕してから今年で28年目です。

そのため平均するとユースから1年に1人ほどしか昇格できないという狭き門です。

鹿島ユースからのトップ昇格第1号は1995年のGK市川友也でした。

ただ公式戦に1試合も出場することなく3年で引退されています。

そしてその翌年の1998年にトップ昇格2人目は同じGKの曽ヶ端準でした。

曽ヶ端は言わずと知れた鹿島のレジェンドになりました。

明暗が分かれましたがこのように皆が活躍できるわけではありません。

プロの世界は本当に厳しいものです。

まずこれまでトップ昇格できた33人のポジションはGK9人、DF7人、MF11人、FW6人となっています。

GKがかなり多いのが特徴です。

明確な理由はわかりませんがこれまで曽ヶ端が高い壁になっており誰かが脅かしてほしいという想いもあったのでしょうか。

そしてこの33人の中でリーグ戦に出場できたのは17人しかいません。

ちょうど半数になっており厳しい現実を突きつけられています。

そしてその17人の顔ぶれとリーグ戦の出場数を調べました。(4月18日時点)

曽ヶ端準 532試合

野沢拓也 285試合55得点

土居聖真 245試合43得点

鈴木優磨 96試合27得点

町田浩樹 62試合5得点

沖悠哉 33試合

根本裕一 5試合0得点

小谷野顕治 4試合0得点

田中稔也 4試合0得点

吉澤佑哉 3試合0得点

垣田裕暉 3試合0得点

山田大樹 2試合

舩橋佑 2試合0得点

中嶋譲 1試合0得点

小林康剛 1試合0得点

大道広幸 1試合0得点

平戸太貴 1試合0得点

10人もの選手がわずか出場数一桁となっています。

ただ山田大樹と舩橋佑は現在所属しておりこれからの選手ですのでがんばってほしいですね。

今年は例外ですが2005年以降34試合制で固定されています。

そのため少なくとも30試合以上出場していなければ1年間をレギュラーで過ごしたことになりません。

町田については上述しましたが今年が初のレギュラーを懸けたシーズンです。

よってこれまでユース出身でレギュラーを奪ったと言えるのは曽ヶ端準、野沢拓也、土居聖真、鈴木優磨の4人しかいません。

あまりに少ない数字で驚きます。

ユースからの昇格選手がレギュラーを獲るのは相当至難の業と言えるでしょう。

そしてこれまでは曽ヶ端がGK、野沢と土居がMF、鈴木がFWとDFからはレギュラーが出ていませんでした。

町田にはユース出身選手初のDFレギュラーがかかっています。

トップ昇格から背番号も変わらずの28番です。

今年の成績次第では来年は一桁番号が待っているでしょう。

プレースタイル的には4番が最も似合うと思います。

ユース時代も4番でありきっと鹿島の新たな4番像を作り上げてくれる選手です。

これまで4番のCBと言えば奥野僚右、大岩剛と引退後は監督になるようなサッカーIQを持った選手が背負った番号です。

町田にはクレバーな選手に育ってもらい鹿島の歴史に名を残してほしいと思います。

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