2021年9月5日はルヴァンカップ準々決勝第2戦名古屋グランパス戦がカシマサッカースタジアムで行われます。
第1戦を0−2で落としており鹿島アントラーズにとって背水の陣で臨む第2戦です。
あくまで2戦合計スコアで勝負が決まるためまだ何も終わっていません。
厳しい状況ではありますが逆転のチャンスは十分あります。
ただ残りの90分以内で最低2点は必要でありリスクを冒してでも攻めなければいけません。
理想は前半のうちに1点を取って後半に勝負をかけたいです。
本当に無観客試合になってしまい残念ではありますがきっとやってくれると信じています。
このルヴァン杯のようにホームアンドアウェイの2戦合計で勝敗を決める大会はいくつかあります。
ルヴァン杯、ACLの決勝トーナメントやかつて行われていたJリーグチャンピオンシップなどです。
優勝した大会でも逆転からタイトルを獲得した試合はあります。
これまで鹿島アントラーズが初戦黒星から逆転した試合を調べてみました。
1999年ナビスコカップ準々決勝 浦和レッズ(3−2)
7月20日第1戦 ●0−2
7月24日第2戦 ○3−0
2001年ナビスコカップ準々決勝 浦和レッズ(2−1)
8月8日第1戦 ●0−1
8月29日第2戦 ○2−0
2007年ナビスコカップ準々決勝 サンフレッチェ広島(3−1)
7月8日第1戦 ●0−1
7月15日第2戦 ○3−1
2016年Jリーグチャンピオンシップ決勝 浦和レッズ(2−2)
11月29日第1戦 ●0−1
12月3日第2戦 ○2−1
これまで4試合ありました。
記憶に新しいところでは2016年のチャンピオンシップです。
第1戦ではホームで57分に阿部勇樹にPKを決められビハインドを負います。
第2戦も7分に興梠慎三にダイレクトボレーを決められ窮地に陥りました。
しかし2戦目がアウェイであったため2点取ればアウェイゴールの差で逆転できる状況でした。
選手たちはその状況を把握していたようで冷静でした。
前半40分に金崎夢生のヘッドで1点を返すと、79分にまたしても金崎がPKを決め世紀の大逆転優勝を果たしました。
非常にドラマチックで過去のタイトルの中でも印象に深く残っています。
そしてカップ戦ではナビスコ杯時代に3度あります。
それも全て今回と同じ準々決勝です。
これは何かあるのではないかと期待してしまいます。
どの試合も初戦に完封負けをしており逆に割り切った戦い方ができているのかもしれません。
今回も同じ状況であり5度目の奇跡を起こしてもらいたいですね。
リーグ優勝の可能性が厳しくなった今、ルヴァン杯獲得は至上命題です。
クラブ創設30周年にルヴァン杯も逃すわけには絶対にいきません。
絶対にここを乗り越えて準決勝、そして10月30日の決勝に進みましょう。
そして2015年以来6年ぶり7回目のカップ戦優勝を果たしたいです。
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