9月10日は第29節京都サンガF.C.戦がサンガスタジアム by KYOCERAで行われます。
前節の浦和レッズ戦は2点をリードするも守り切れず引き分けとなっています。
これでリーグ戦は3試合勝ちがありません。
セットプレーで簡単に失点を重ねる場面が目立ちます。
鹿島より試合数が2試合少ない横浜F・マリノスとの勝ち点差も7になってしまいました。
現実的にかなりリーグ制覇は難しくなっています。
その中でミッドウィークに天皇杯準々決勝がありました。
相手は鹿島以上に状態が深刻なヴィッセル神戸です。
リーグ戦を優先しメンバーを落として臨むも両チームともに攻撃の形が作れません。
どうにか鈴木優磨が決めた1点を守り切りベスト4進出を決めています。
今季は天皇杯を全力で獲りにいき、残りのリーグ戦を来季に繋げる戦いにしたいです。
そしてリーグ戦の残り6試合は中位から下位の相手の対戦しか残っていません。
今節の対戦相手はJ2降格争いに足を踏み入れそうな京都サンガF.C.です。
シーズン前半はまずまずの戦いを見せいい位置に付けます。
しかし徐々に失速し気づけば16位のガンバ大阪とは勝ち点差1しかありません。
守備陣は粘り強く対応していますが課題は攻撃です。
25得点中9得点をピーター・ウタカが1人で決めています。
しかし5月以降2得点しかできておらず他に得点できる選手がいません。
そのため接戦の試合でも勝てないため勝ち点が伸び悩んでいます。
その京都サンガとのリーグ戦通算成績ですが23試合行っており、16勝2分5敗です。
勝率は69.6%であり相性はトップクラスです。(全体では1018試合で560勝150分308敗の勝率55.0%)
23試合で得点は51、失点は21です。
以下が直近の試合結果になります。
2008年
7月16日第17節 ●1-2
10月18日第29節 ○2-1
2009年
4月4日第4節 ○2-1
11月21日第32節 ○1-0
2010年
3月14日第2節 △1-1
11月28日第33節 ○2-1
2022年
6月18日第17節 ○1-0
ここ7試合は5勝1分1敗です。
直近と言っても今季の前半戦で対戦する前は12年前なのでほぼ参考にはなりません。
ただ1点差が6試合で引き分けが1試合と全て接戦になっています。
データでは圧倒的な勝率ですが簡単には勝てていない相手です。
鹿島もそれほど得点ができるとも思えません。
そのため1−0や2−0などロースコアでも無失点で勝ちたいです。
その中で注目の選手はGKの沖悠哉です。
沖は前節の浦和レッズ戦でリーグ戦は昨年11月23日に行われた第33節FC東京戦以来の出場となりました。
岩政監督の頭の中には残りのリーグ戦で沖を起用する方針があるようです。
これは早くも来季を見据えた起用法です。
クォン・スンテも9月11日で38歳になり今後どうなるかわかりません。
沖は2020年にスンテからレギュラーを奪い多くの経験をしています。
しかし再度レギュラーを奪われ色々考えることもあったでしょう。
これまでスンテから学んだことは数多くあるはずです。
それを試合で発揮し来季正GKとしてタイトル獲得に貢献できる選手になってもらいたいです。
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