新エース、知念慶にはタイトル獲得に導くゴールを期待したい

鹿島アントラーズ

3月17日は知念慶の誕生日です。

1995年生まれですので今年で28歳になります。

最もスポーツ選手として脂が乗る年齢になりました。

今季の活躍に期待せざるを得ません。

今回はそんな知念の紹介です。

沖縄県島尻郡南風原町で生まれ兄の影響でサッカーを始めます。

高校までは沖縄で過ごし、卒業後に愛知学院大学に進学しました。

特に世代別の代表になったこともなくエリート街道を歩んできたわけではありません。

大学進学もサッカー推薦ではなかったため、入学後に身体能力テストと練習参加を経てサッカー部に入部したそうです。

ただ吸収力が早く1年生の冬にはAチームでプレーするようになります。

そして2年生では東海学生サッカーリーグ戦で得点王になるなど大学屈指のFWとなり、卒業後の2017年に川崎フロンターレに入団しました。

その2017年はリーグ優勝をしクラブ初タイトルを獲った年であり、23得点で得点王になった小林悠が絶対的なエースとして君臨していました。

そのため知念のルーキーイヤーはリーグ戦4試合1得点と大卒選手としては目立った活躍はできませんでした。

2年目の2018年にはリーグ戦27試合4得点とブレイクのきっかけになりそうな成績を残します。

しかし強豪クラブとなった川崎でレギュラー奪取とはいきません。

2020年には大分トリニータにレンタル移籍をするも目立った成績を残すことはできません。

そして2021年からまた川崎に復帰しています。

昨年2022年は27試合7得点とキャリアハイの成績を残しました。

それでも準レギュラーから抜け出せない中でもがき苦しんでいました。

そんな中鹿島アントラーズからオファーがあり、一度しかないサッカー人生でチャレンジしたいと相当な覚悟を持って移籍を決断してくれます。

知念は177cm、73kgとプロサッカー選手としては標準的な体型です。

しかしながら体が強く左右両足の強烈なシュート、打点の高いヘディングとFWに必要な要素を兼ね備えています。

開幕から2試合連続ゴールを決めその能力を遺憾なく発揮してくれました。

そして魅力的なのは得点だけではありません。

ゴール裏のサポーターを鼓舞する熱い気持ちや、隙あらばCKを直接狙っていくしたたかさも垣間見られます。

まだ加入後間もないですが鹿島らしい選手です。

さらにここまでの4試合で被ファウル数もリーグ6位となる10を数え、前線でタメを作るなど頼りになります。

鹿島でのエースナンバー13をいきなり背負い早くも自分のものとしました。

鈴木優磨と相性が良くまだまだ攻撃力はアップしそうです。

もうかつてのサックスブルーのユニフォームは似合いません。

知念はディープレッドのユニフォームの似合う選手となりました。

これほどの選手が鹿島に移籍を決断してくれたことを感謝します。

これから鹿島を勝利に導く多くのゴールを決めてほしいです。

そしてクラブにタイトルをもたらしてほしいと思います。

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