今シーズンも開幕から約1ヵ月半が経ちました。
開幕前には優勝候補の一角であったヴィッセル神戸は躓き、三浦淳寛監督は契約解除となっています。
本当に今年のJリーグも何が起こるかわかりません。
また川崎フロンターレ、横浜F・マリノスは順調に上位に付けています。
ACLにより消化試合数が多いため、全チームの試合数が並ぶまではこの2クラブが優勝争いをリードしていきそうです。
そして鹿島アントラーズです。
リーグ戦では序盤戦は比較的下位のクラブとの対戦が多く勝ち点を積み上げたい状況でした。
そしてルヴァン杯はグループステージを突破するため2位以内に入らないといけません。
3月は6試合とまずまず試合が多かったのですが結果はどうだったでしょうか。
全公式戦を振り返ってみます。
3月2日ルヴァン杯GS第2節セレッソ大阪 ●0−1
3月6日J1第3節柏レイソル ○1−0
3月11日J1第4節ヴィッセル神戸 ○2−0
3月15日ルヴァン杯GS第1節大分トリニータ △3−3
3月19日J1第5節湘南ベルマーレ ○2−1
3月26日ルヴァン杯GS第3節ガンバ大阪 ○4−1
6試合を戦い4勝1分1敗でした。
リーグ戦での3連勝は文句なしの結果です。
しかも4勝は全て週末の試合であり良い休日を過ごせました。
リーグ戦は4勝1敗の勝ち点12であり暫定3位です。
優勝ラインに乗っておりこの調子で勝ち進んで欲しいです。
そしてルヴァン杯は1勝1分1敗の勝ち点4でAグループの2位です。
セレッソ大阪が3連勝で抜け出したため2位以下が混戦になりました。
こちらも悪くはない位置にいますので残り3試合で2勝できたら突破は確実かと思います。
ルヴァン杯も絶対に獲りたいタイトルなので油断せずに戦いたいです。
鹿島としては3月15日のルヴァン杯大分戦からレネ・ヴァイラー監督が指揮を指揮を執っています。
まだ3試合ですが3試合連続失点が気になります。
また前半が低調で後半に改善するという同じような内容です。
できれば前半からもう少し相手を圧倒できると楽に試合を進めることができそうです。
それでも短い時間で選手の特徴を掴み、試合でもきっちり改善策を講じてきます。
これは面白い監督が就任したかもしれません。
選手では今月のMVPは樋口雄太でしょう。
今季加入した選手にもかかわらず中盤の司令塔になっています。
これまで鹿島では移籍組でしかも攻撃の選手ではなかなか主力に定着できていませんでした。
それがあっさりボランチの一角を射止めました。
ボランチのレギュラーだった三竿健斗が外れる形になりましたが三竿はCBで活躍してくれています。
今のチームにはこれが一番良いかと思います。
そして樋口の圧巻のプレーだったのは3月26日ルヴァン杯のガンバ大阪戦です。
チームの全得点となる4アシストを記録します。
ハットトリックよりも難しいと言われる偉業で次にいつ出るかわかりません。
鹿島の公式戦では2011年8月28日J1第24節のアビスパ福岡戦(○6−0)で野沢拓也が4アシストして以来でした。
しかも樋口はセットプレーで3つのアシストをしており今後も期待です。
4月はリーグ戦5試合、ルヴァン杯2試合となっています。
リーグでは横浜F・マリノス、名古屋グランパスと連戦がありここが鍵となりそうです。
3月のように苦しい試合内容でも勝ち星を積み重ねていきたいですね。
コメント