今季2023年シーズンも開幕から約1ヵ月半が経ちました。
3月から公式戦が増え、本格的なシーズンの到来を感じます。
2月のリーグ戦は1勝1敗とまずまずのスタートを見せた鹿島アントラーズの3月はどうだったのでしょうか。
まずは全公式戦を振り返ってみます。
3月4日J1第3節横浜FC ○3−1
3月8日ルヴァン杯GS第1節柏レイソル △1−1
3月12日J1第4節アビスパ福岡 △0−0
3月18日J1第5節横浜F・マリノス ●1−2
3月26日ルヴァン杯GS第2節アルビレックス新潟 ●0−1
公式戦5試合を戦い1勝2分2敗です。
月初から徐々に成績を落としていきました。
まずはリーグ戦です。
2月最後の川崎フロンターレ戦では衝撃的な逆転負けを喫しました。
そして仕切り直しの横浜FC戦です。
精神的なショックを振り払い快勝劇を見せてくれます。
次から次へと攻撃の手を緩めず圧倒します。
藤井智也や佐野海舟、知念慶と新戦力が存分に持ち味を発揮してくれました。
岩政監督になりベストゲームだったと思います。
しかし次のホーム福岡戦では53分に佐野が退場となり10人でのプレータイムが長くなってしまいます。
数的不利を感じさせないゲームでしたが勝ち切ることはできませんでした。
そしてこの試合から昌子源が怪我から復帰します。
今季は層の厚い守備陣にさらに強力な戦力が加わりました。
最後のマリノス戦も王者相手にいい戦いはできていました。
その中でスーパーゴールとオウンゴールで2点をリードされてしまいます。
その後の逆襲もあと一歩及ばず手痛い敗戦となりました。
試合終盤にはディエゴ・ピトゥカが連続でイエローカードをもらい退場処分となります。
鹿島にとって不利な判定が続いたリーグ戦でした。
そしてルヴァン杯も開幕します。
今季はレギュレーションが変わりグループステージの自力突破は1位を狙うしかありません。
そのため例年よりもGSの重要度が増しています。
その初戦の柏戦では前半にリードし、期待の持てる内容でした。
しかし90分にCKから痛恨の失点です。
勝利は目前でありましたが勝ち点2を失う結果となりました。
2戦目の新潟戦はその結果を踏まえてリーグ戦の主力メンバーを投入してきました。
必ず勝ちたい試合であり前半から相手ゴールを脅かします。
しかしゴールが遠く逆に後半に失点をしてしまいました。
決めるべきチャンスで決めることができないとこのような結果になる典型的な試合です。
これでルヴァン杯は2試合で勝ち点1しか獲得できておらず厳しい状況に追い込まれました。
次のサンフレッチェ広島戦から新しい月になります。
4月は公式戦が7試合とかなりのハードスケジュールです。
リーグ戦では好不調の差が大きいクラブとの対戦になっています。
勝ち点を1つでも多く稼いで優勝争いに絡んでいきたいです。
またルヴァン杯はGS突破に向けて2試合とも勝たなければなりません。
アビスパ福岡とホーム、アウェイの2連戦なので2試合をトータルで考えて臨みたいです。
まずは4月の初戦であるホームの広島戦で勝利することが大事です。
昨季はダブルを食らった相手です。
またホームでは公式戦6試合も勝利から遠ざかっています。
多くのサポーターの前で勝利をし気持ち良く連戦をスタートさせましょう。
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