10月1日〜10月9日にかけてU-16日本代表がヨルダンでAFC U17アジアカップ 2023予選を戦いました。
フィリピン、トルクメニスタン、シリア、ヨルダンという難敵が揃ったグループでしたが結果は4戦全勝です。
さらに15得点0失点でAグループ首位という文句のつけようがない素晴らしい成績を残します。
これにより来年2023年5月にバーレーンで開催予定のAFC U17アジアカップバーレーン 2023の出場権を獲得しました。
大事なのはここからの戦いです。
ここで上位に入って必ずFIFA U-17ワールドカップの出場権を確保したいですね。
本来U17アジアカップは2020年11月に開催される予定でした。
それが新型コロナウイルス感染拡大の影響により翌年に延期となりさらに中止となります。
そのため2018年以来5年ぶりの開催となります。
当時はAFC U-16選手権という名称でした。
そして前回の2018年マレーシア大会では日本が3度目の優勝を果たしました。
西川潤(桐光学園高校)がMVP、唐山翔自(ガンバ大阪ユース)が得点王とダブルエースの活躍が光った大会であります。
その中には山田大樹(鹿島アントラーズユース)、荒木遼太郎(東福岡高校)がいました。
この2人のように後に鹿島アントラーズに入団することになる選手がいるかもしれません。
若手の登竜門となる大会でもあり非常に楽しみです。
そして現在この世代のエースであるのが鹿島アントラーズユースの徳田誉です。
今回のU17アジアカップ予選でも全4試合に出場し6得点を挙げています。
特に第3節トルクメニスタン戦では4得点と大暴れです。
前半だけでハットトリックと同世代のDFでは止められません。
それもそのはずで徳田は185cm、82kgとすでにプロ顔負けのサイズを持っています。
プレースタイルは上田綺世に似たものがあるようです。
それでいて2007年2月18日生まれの現在はまだ15歳の高校1年生です。
中学3年生で183cmになっており今シーズン開幕前の宮崎キャンプにも帯同しています。
どこまでこの選手が伸びるか期待です。
おそらく順調にいけば2025年にトップチームに昇格してきます。
もしかすると高校在学中にトップ昇格が発表されるということもあるかもしれません。
現在のユースの監督は柳沢敦です。
動き出しに特徴があり日本代表でも活躍したストライカーです。
徳田は日本人にはなかなかいない体格であり鹿島だけに留まらず、日本を代表するFWになれる逸材です。
鹿島ユースの最高傑作にしてもらいたいですね。
まずはユースでの活躍を期待しています。
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