林尚輝には来季最大の補強と言われるほど成長して帰ってきてほしい

鹿島アントラーズ

今季鹿島アントラーズからJ2東京ヴェルディにレンタル移籍中の林尚輝が出場機会を得て大きく成長しています。

第3節のヴァンフォーレ甲府戦から定位置を獲得するとチームに欠かせない選手となりました。

本職のCBではなくアンカーとして起用され新たな適性を見せています。

そして4月8日にIAIスタジアム日本平で行われた第8節清水エスパルス戦で嬉しいリーグ戦初ゴールを決めています。

前半6分にショートコーナーから最後は豪快に右足で蹴り込みました。

その後ヴェルディは1−2で逆転負けとなりましたが個人としては結果を残せました。

林は鹿島に2021年に入団しましたがその年のルヴァン杯プレーオフ第1戦清水エスパルス戦でプロ初ゴールを決めています。

その得点もコーナーキックからのヘディングシュートでした。

今回も同じセットプレーであり、また同じスタジアムでの得点となっています。

181cmの林の高さはセットプレー時の武器になるのでこれからも多くの得点が見たいです。

そんな林は今季2023年がプロ入り3年目です。

大阪体育大学から加入しているため今年25歳となります。

同期は常本佳吾、早川友基がおり大卒選手の当たり年となっています。

ルーキーイヤーから公式戦に17試合出場とまずまずの出場数を重ねました。

そして飛躍の年となるはずだった昨シーズンです。

犬飼智也、町田浩樹のレギュラーCBコンビが退団したため大きな期待が寄せられていました。

しかしシーズンが始まった直後の2月26日の練習中に右足第一楔状骨を骨折してしまいます。

全治は約2ヵ月とリリースされますが思いの外、復帰まで時間がかかりました。

その間に三竿健斗がコンバートされ定着していきます。

結局林は1年を通じてリーグ戦に1試合の9分間しか出場がありませんでした。

そして今季は昌子源、植田直通の復帰でCBは最激戦区になりました。

そのため武者修行に出る形になっています。

ヴェルディには昨季も染野唯月がレンタル移籍をしていました。

鹿島ではなかなかベンチ入りも難しかったですがヴェルディではレギュラーとして起用されます。

ヴェルディは若手育成の上手なクラブです。

半年間という短い期間ではありましたがリーグ戦で16試合4得点と結果を出しました。

そして鹿島に復帰することができています。

鹿島はレンタル移籍でもそのまま退団となるケースが少なくありません。

林も染野と同じように1年で復帰できるよう頑張ってもらいたいです。

さらにただ復帰するだけでは意味がありません。

CBは昌子、植田以外に若手で伸び盛りの関川郁万もいます。

また現在挑戦中のアンカーには佐野海舟が君臨しています。

佐野はJリーグ全体でも注目されるほどの守備のスペシャリストです。

このように今の鹿島は守備の人材が豊富であり相当な実力がなければベンチ入りも難しいほどです。

果たして林はこの選手層に食い込めるのでしょうか。

また本人はシーズンオフにどのような決断を下すのでしょうか。

そのためにもこのまま年間を通じて様々な経験を積んでほしいですね。

そして来季はこの誰かからポジションを奪える自信をつけて鹿島に復帰してもらいたいと思います。

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