前回はGK、DFの選手序列を行いました。
今回は中盤より前の選手の考察です。
今季はすでにリーグ戦16試合、ルヴァン杯8試合、天皇杯1試合の合計25試合が行われています。(6月15日現在)
残りはリーグ戦18試合と天皇杯が最大5試合なので多くて23試合です。
気づけば折り返し地点を過ぎています。
悔いのないよう1試合を大事に戦って欲しいです。
早速いきましょう。
CH
◎ 樋口雄太 リーグ戦16試合(1344分出場)1得点
◎ ディエゴピトゥカ リーグ戦11試合(804分出場)
△ 中村亮太朗 リーグ戦6試合(155分出場)
舩橋佑
小川優介
名古新太郎
序盤は中盤のフォーメーションが固まっていませんでしたがダイヤモンド型で定まりつつあります。
そして樋口は絶対的な地位を得ました。
鹿島で攻撃の日本人選手が移籍してきてすぐにレギュラーになることはほぼありませんでした。
それほど異例のことです。
またピトゥカも出場停止がありましたが替えが利かない選手です。
特にスルーパスが素晴らしくFWとの息もあっています。
ボランチはこの2選手中心で回っています。
中村もリーグ戦出場の6試合は全て途中出場です。
流れを変えるプレーもありましたがレネ監督の評価をそれほど得ていません。
また舩橋、小川もカップ戦、天皇杯で起用されましたが、リーグ戦での起用はすぐには無さそうです。
名古は5月25日に左腓骨筋腱亜脱臼の再手術で全治約3ヵ月と発表されています。
今季中に出場できるかギリギリになりそうです。
右SH
◎ 和泉竜司 リーグ戦14試合(962分出場)
○ ファンアラーノ リーグ戦11試合(452分出場)1得点
△ 松村優太 リーグ戦8試合(278分出場)1得点
右SHは戦力が充実しています。
その中で和泉がついにポジションを確立しました。
これまでサイドバックやトップ下など様々なポジションで起用されハイパフォーマンスを見せてきました。
監督の評価はかなり高いです。
またアラーノも相変わらずの運動量でチームを活性化しています。
ただ序盤戦よりも評価は下がりつつあります。
そして松村も起用され始めた直後に怪我をしてしまいました。
本当に残念です。
和泉の調子がいいのですぐに序列は変わらないと思いますがアラーノ、松村にもチャンスはありそうです。
左SH
◎ アルトゥールカイキ リーグ戦11試合(780分出場)4得点
△ 土居聖真 リーグ戦12試合(448分出場)1得点
△ 仲間隼斗 リーグ戦5試合(147分出場)
△ 荒木遼太郎 リーグ戦8試合(351分出場)1得点
ここにきてカイキがレギュラーを掴みました。
FWの2人に次ぐ第3の得点者として結果を残しています。
クロスに入り込むのがうまく今後も得点を伸ばしていきそうです。
そしてキャプテンの土居は苦しいシーズンになっています。
完全にベンチ要員になり短い時間しか出場機会がありません。
仲間が怪我から復帰したためベンチ枠を争うライバルになりそうです。
また荒木も昨季ブレイクした影を潜めてしまいました。
さらに4月23日に腰椎椎間板ヘルニアと診断され全治約3ヵ月と発表されています。
果たして復帰後に試合に絡んでくることができるのか注目です。
FW
◎ 鈴木優磨 リーグ戦16試合(1359分出場)6得点
◎ 上田綺世 リーグ戦16試合(1284分出場)10得点
△ 染野唯月 リーグ戦11試合(98分出場)1得点
エヴェラウド リーグ戦3試合(38分出場)
J最強2トップがレギュラーとして君臨です。
まず鈴木は6得点6アシストという成績だけでなく攻守に存在感を出しています。
この調子ならリーグMVPも取れそうな活躍です。
また相棒の上田はしっかり得点を決めてくれています。
ここまでリーグトップの10得点で3年連続の二桁得点です。
上田は得点王になる可能性があります。
本当に頼もしい2トップです。
染野は第15節サガン鳥栖戦でついにJリーグ初ゴールを決めました。
エヴェラウドも怪我から復帰しています。
4人には監督を悩ます活躍をしてもらいたいです。
レネ監督になり前線もスタメンの固定化が顕著になってきました。
ただディフェンスラインよりも層が厚く、交代も多くあるため出場機会はある程度確保されそうです。
特にサイドハーフは色々なタイプがいるため誰が出てきてもおかしくありません。
リーグ優勝のためには仲間や荒木といったここまでは出番の少ない選手の活躍が待たれます。
今季の登録31選手全員の力でタイトルを獲得してもらいたいです。
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