2023年宮崎キャンプでのトレーニングマッチ3試合を振り返る【鹿島は大丈夫なのか】

鹿島アントラーズ

1月28日をもちまして鹿島アントラーズの宮崎キャンプが終了します。

毎日公式YouTubeチャンネルで動画が上がり雰囲気を感じ取ることができて感謝です。

後は鹿嶋で調整し水戸ホーリーホックとのプレシーズンマッチを経ていよいよJリーグ開幕となります。

このキャンプ中にはJ2クラブと3試合の練習試合がありました。

ハイライトでしたが鹿島の公式YouTubeでわかる範囲で内容を振り返って見ようと思います。

1月21日 徳島ヴォルティス
45分×2本、30分×1本形式
2−0 知念慶、師岡柊生
1−2 仲間隼斗
0−4 
合計3−6で敗戦です。
1本目は右の師岡柊生、左の藤井智也がかなり脅威となっていました。
左サイドから藤井がドリブルしクロスを知念が左足で合わせて先制します。
2点目も左からのクロスに鈴木優磨が折り返し師岡が詰めました。
2本目も鈴木の縦パスに仲間が抜け出し角度のないところからゴール角に蹴り込みます。
キャンプ序盤から球際の激しさが垣間見られました。

1月24日 ファジアーノ岡山
45分×2本、30分×1本形式
0−1 
0−4
1−0 染野唯月
合計1−5で敗戦です。
雪が舞う中での練習試合でした。
この試合でも左サイドの藤井は縦への突破が目立ちます。
しかし中の知念とうまく合わず決定機が作れません。
3本目にようやく右から小川優介の折り返しを須藤直輝がシュートします。
GKがはじいたところを染野唯月が蹴り込み1点を返すのがやっとでした。

1月27日 FC町田ゼルビア
45分×4本形式
0−0
0−0
0−2
0−1
合計0−3で敗戦です。
サイドから揺さぶって中で勝負というのはずっと変わりません。
ただフィニッシュが決まらずノーゴールとなります。
鹿島側のシーンのみが切り取られているため失点がどのようなものかはわかりません。
組み立てまではできますがアタッキングサードのアイデア不足というのは長く課題として残っています。

3試合を見てフォーメーションは4−3−3を採用のようです。

そして気になるベストメンバーですが3試合からは以下が予想されます。

GK
早川友基

DF
常本佳吾
植田直通
関川郁万
安西幸輝

MF
佐野海舟
樋口雄太
ディエゴ・ピトゥカ

FW
藤井智也
知念慶
鈴木優磨

町田戦の1本目がベースになると思います。

前線は他にも松村優太や師岡柊生がいい動きを見せており開幕スタメンもあるかもしれません。

選手の表情からは充実したキャンプであったことが感じられました。

ただJ2クラブ相手に3連敗をしています。

結果は伴いませんでした。

まず気になるのは守備の崩壊です。

いくら昌子源がいないとしてもあっさりやられすぎです。

植田、関川のコンビでもJ1トップクラスなはずです。

その次に続く選手がおらずCBも選手層は薄いと言えます。

昌子、植田の復帰でCBは強化されましたが怪我や出場停止を考えると安心はできません。

まだまだ連携面でもミスがあり理想とするところは遠くにありそうです。

さらに攻撃陣も1人1人のレベルは高いもののそれぞれの適材適所が見つかっていない印象です。

特に鈴木優磨のポジションがポイントになります。

本人はボールに触りたいため下がってくる傾向にありますがもっと前線に張らせた方がいいと思います。

身体能力の高い知念との2トップなら相手ディフェンスはかなりやりづらいでしょう。

現在の鈴木の役割は荒木遼太郎や土居聖真が本来はすべき仕事です。

どちらかがスタメンとなるほどのアピールをしてもらいたいですね。

今の状態は開幕戦に向けて暗雲が立ち込めていることは間違いありません。

選手は開幕までの短い期間を危機感を持ってトレーニングに励んでほしいです。

そして水戸ホーリーホックとのプレシーズンマッチでは攻守において2023年の鹿島アントラーズの形を見たいです。

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