2月26日は第2節川崎フロンターレ戦がカシマサッカースタジアムで行われます。
2022年のホーム開幕戦です。
鹿島はガンバ大阪との開幕戦で攻撃陣が爆発し猛攻撃を仕掛けます。
シュート33本を浴びせ3−1と勝利しました。
内容的にも圧勝と言えるのではなかったでしょうか。
6年ぶりの開幕戦勝利は実に気持ちのいいものでした。
そして今節に早くも川崎とのビッグマッチに臨みます。
川崎はACLの前倒し開催でミッドウィークに横浜F・マリノスと試合を行っています。
2−4と完敗し雲行きが怪しくなっています。
FC東京との開幕戦こそ勝利しましたがここ2年の強さが見られません。
中盤も相手に支配される時間帯が多く自分たちのリズムでサッカーができていない印象でした。
またCBに離脱者が続出しているのも歯車を狂わせている原因です。
ジェジエウは左膝前十字靭帯損傷、左膝内側側副靭帯損傷で半年以上の離脱中です。
その代役の車屋紳太郎は開幕戦で右肩を痛め短くない離脱でしょう。
左SBの登里享平にも不安定なプレーが多く付け入る隙はいくつかありそうです。
これまで川崎とはリーグ戦で36回対戦があります。
通算成績は9勝8分19敗です。
鹿島が負け越している唯一のクラブになります。
勝率は25%であり鹿島史上最低です。
クラブ通算勝率は55.35%のため半分以下です。
36試合で得点は54、失点は65となっています。
また得失点差がマイナスなのも川崎のみです。
このように圧倒的に相性の悪い相手ですが近年はどのような対戦成績でしょうか。
直近6年間の対戦成績です。
2016年
4月2日1st第5節 △1-1
10月29日2nd第16節 ●0-1
2017年
5月19日第12節 ●0-3
8月13日第22節 ●1-3
2018年
4月21日第9節 ●1-4
10月7日第29節 △0-0
2019年
3月1日第2節 △1-1
11月9日第31節 ●0-2
2020年
7月4日第2節 ●1-2
11月14日第27節 △1-1
2021年
5月30日第17節 ●1-2
9月22日第32節 ●1-2
ここ12試合で4分8敗と一度も勝てていません。
元々相性は悪かったですが6年でさらに悪化しています。
通算10個の負け越しの内、6年で8つも負け越しを増やしてしまいました。
2016年の第5節の対戦ではカイオのゴールで先制しますがこれ以降スコアレスドローの1試合を除く9試合で先制点を決められていました。
序盤から川崎のペースで試合が運び、圧力に耐え切れず失点し試合を難しくするという同じような内容ばかりです。
昨年の後半戦では久々にファン・アラーノのゴールで先制します。
そして互角以上の内容で勝機は見えてきました。
しかし最後の10分間で川崎の圧力に耐え切れず連続失点し逆転負けです。
負けはしましたがこれまでとは少し違う戦い方をしてくれました。
気を付けたいのは小林悠です。
最近は2年ほどベンチスタートが増えましたが決定力は健在です。
特に鹿島戦では相性が良く公式戦20試合(1051分出場)で6得点を決めています。
勝負どころで投入されると思いますので守備陣は気を抜くことがないようマークしたいですね。
元鹿島アントラーズのOBであり現川崎フロンターレの監督である鬼木達が2017年に就任後鹿島は一度も勝てていません。
もう川崎の一強時代に幕を下ろしたいです。
そのためにも勝利という結果が欲しいです。
川崎が連敗となれば2018年第12節浦和レッズ(0-2)、第13節FC東京(0-2)以来4年ぶりとなります。
選手、スタッフ、サポーターが一致団結して必ず勝ちましょう。
【試合結果予想】
2-1で勝利
得点者 上田綺世、荒木遼太郎
攻撃に特徴のある両チームの戦いであるため序盤からスリリングな展開が続きます。
前半に上田の2試合連続ゴールで先制します。
後半に同点にされるも、荒木の今季初ゴールで勝ち越しに成功です。
最後は全員で守り切り開幕連勝を飾ります。

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