サッカーというものはそんなに点数の入るスポーツではありません。
近年はどのチームもしっかりとシステムが構築され守備が強固になっています。
1試合3点も入れば多いほうです。
しかし年に数試合は大味の試合があります。
去年はJ2でしたがとんでもない試合がありました。
2019年11月24日に行われたJ2最終節の柏レイソルVS京都サンガFC戦です。
スコアは13-1という1チーム最多得点、最多得点差とJリーグ記録になりました。
野球のようなスコアですね。
さらにオルンガは1人で8得点しこちらも個人での最多得点となっています。
それではJ1のリーグ戦ではどうなのでしょうか。
まず1チームの最多得点は1998年4月15日1st第6節のセレッソ大阪vsジュビロ磐田で1-9となっています。
この試合ではジュビロ磐田の中山雅史が5得点しています。
やはり大量得点試合では固め取りできるFWがいるんですね。
中山はこの試合から4試合連続ハットトリックとしギネス記録になりました。
2016年にクロアチア東部の地域リーグであるドラーチチェ・ジャコボ所属のFWステファン・ルチヤニッチが5試合連続ハットトリックをし抜かれてしまいました。
またJ1では中山を含む4人が達成している5得点が記録です。
他には以下の選手が5得点しています。
野口幸司 (ベルマーレ平塚 1995年5月3日 vs鹿島アントラーズ)
エジウソン (柏レイソル 1996年5月4日 vsガンバ大阪)
呂比須ワグナー (名古屋グランパス 1999年05月29日 vs浦和レッズ)
27年のJリーグの歴史で4人しか達成していない大記録です。
4人とも4月、5月に記録しているのは何かあるのでしょうか。
公式試合として J1・J2入れ替え戦を含むと最多得点は6点でバレー(ヴァンフォーレ甲府 2005年12月10日 vs柏レイソル)が個人単独最多得点です。
そして両チームの合計得点記録は1998年8月8日1st第17節セレッソ大阪vs柏レイソルで5-7です。
合計12点入っています。
セレッソは先ほどのジュビロ戦と同じ年にしかも2試合ともホームで記録に残る惨敗をしていました。
J1ではどの記録も1990年代のものでした。
現行の34試合制になった2005年から2019年までの1試合の両チームの平均得点は2.5~2.6であり年々少しずつではありますが減少傾向にあります。
それが1998年は1試合平均得点が約3.5点でした。
1998年と言えば日本が初めてフランスW杯に出場した年です。
攻撃の選手は特に点を取ることがメンバー選考へのアピールになりますので得点が多く入ったのでしょうか。
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