4月10日は第8節横浜F・マリノス戦がカシマサッカースタジアムで行われます。
オリジナル10同士の注目の上位対決です。
前節の勝利で鹿島はACL組より2試合消化が少ないにもかかわらず首位に躍り出ました。
直近は5連勝中であり、1点差勝利が4試合とかつての勝負強さが戻ってきました。
まず守備ではCBの経験の少なさをクォン・スンテがカバーしています。
昨シーズン終盤からレギュラーに返り咲き本当にDFラインが安定しました。
関川郁万も川崎フロンターレ戦でのミスからどうなることかと思いましたが完全に復調しました。
積極的な縦パスが多く攻撃面でも起点になっています。
そして攻撃では鈴木優磨、上田綺世のWエースがともに存在感を出しています。
鈴木は得点だけでなく攻撃の組み立てやチームを鼓舞する姿など欠かせない選手です。
上田は得点力が爆発しここまで得点ランキング1位の5得点です。
得意のマリノス戦でさらにゴール数を積み重ねてほしいですね。
このようにまだまだ連勝を伸ばしそうな勢いです。
できるだけ貯金を作って優位にシーズンを進められたらと思います。
鹿島とマリノスの2クラブは一度もJ2に落ちたことがありません。
ここまでリーグ戦ではお互いにずっとJ1に所属しているため最も多く64試合対戦しています。
通算成績は34勝8分22敗です。
勝率は約53.1%であり平均よりやや低くなっています。
64試合で得点は104、失点は85です。
ここ6年間の対戦成績は以下の通りです。
2016年
5月14日1st第12節 ○1-0
8月27日2nd第10節 △2-2
2017年
3月10日第3節 ○1-0
10月21日第30節 ●2-3
2018年
4月28日第11節 ●0-3
8月19日第23節 ○1-0
2019年
4月28日第9節 ●1-2
8月10日第22節 ○2-1
2020年
7月18日第5節 ○4-2
11月3日第31節 ○3-2
2021年
5月15日第14節 ○5-3
8月28日第27節 ○2-0
直近12試合では8勝1分3敗となっています。
かなりの好成績です。
しかも現在は5連勝中です。
2019年は優勝、2021年は2位の相手に対し相性の良さを発揮しています。
さらにカシマサッカースタジアムでは脅威の勝率を誇っています。
30試合を行い21勝2分7敗の勝率70%です。
2012年の第26節に1−2で敗れて以来、引き分けなしの9連勝中です。
このように相性の良い相手と相性の良いスタジアムでの戦いになります。
注目の選手は常本佳吾でしょう。
常本は神奈川県出身で横浜F・マリノスプライマリー、横浜F・マリノスジュニアユース、横浜F・マリノスユースとマリノス一筋で育ちます。
その後トップ昇格が叶わずに明治大学に進学し鹿島に入団しています。
本人も期するところはあるはずです。
おそらく対峙するのはエウベルになるかと思います。
スピードが売りの選手ですが常本の守備力で封じ込めたいです。
マリノスにとってはこの試合がリーグ戦1000試合目のメモリアルマッチです。
モチベーションは高いはずですが鹿島も優勝に向けて負けられない試合になります。
勝ってリーグ6連勝を達成し首位固めをきっちりしてもらいたいです。

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