4月29日は第10節セレッソ大阪戦がヨドコウ桜スタジアムで行われました。
結果は3−0での勝利です。
リーグ戦は2試合勝ちがなくノーゴールでした。
鬱憤を晴らす3ゴールでリーグ戦1000試合目を勝利で飾っています。
これで各チーム10試合を消化で並びました。
その状況を首位で迎えられ嬉しく思います。
最後までこの位置をキープしていきたいです。
まずは試合を振り返りたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK1 クォンスンテ
DF32 常本佳吾
DF15 ブエノ
DF5 関川郁万
DF2 安西幸輝
MF6 三竿健斗
MF14 樋口雄太
MF27 松村優太
MF11 和泉竜司
FW18 上田綺世
FW40 鈴木優磨
ここまでリーグ戦は3試合連続で同じスタメンでしたが少し変更してきました。
試合は序盤からセレッソが押し込む展開で鹿島は耐えるスタートとなります。
試合前に雨は止んだようですがピッチに水を含んでおりボールが走りません。
しかし6分にあっさり先制します。
スンテのゴールキックから上田が頭で繋ぎ松村がボールを拾います。
そして切り返しからシュートを打ちます。
これをキムジンヒョンがはじきますが最後は鈴木が頭で押し込みました。
レネ・ヴァイラー監督になりリーグ戦で前半に決めたのはこれが初めてです。
ようやく早い時間に得点を挙げることができました。
14分には関川のインターセプトから左サイドの鈴木にボールが渡ります。
すると鈴木は左足で精度の高いクロスを上げます。
これに中でフリーになった松村が右足でダイレクトで合わせでネットを揺らしました。
松村は地元大阪での試合で今季リーグ初スタメンとなり結果を出してくれました。
その後もペースはセレッソでしたが徐々に鹿島が盛り返します。
前半の半ば過ぎからは五分五分になってきました。
またピッチの水はけがよくボールも動くようになります。
前半最後の45分には樋口のスルーパスが鈴木に通ります。
そして鈴木がリターンパスを出すと樋口がシュートも相手DFに足でブロックされてしまいます。
前半はセレッソの方がチャンスはありましたがよく守り切りました。
後半もまたセレッソがペースを掴み鹿島のゴール前に攻め込む機会が多くなります。
そんな中64分にブエノが負傷し中村亮太朗と交代です。
中村の投入で中盤を支配できるかと思いましたが守備の時間が長くなります。
70分に松村からアルトゥールカイキに交代です。
さらに80分には和泉、上田からキムミンテ、染野唯月を投入し守備に重心を置きます。
そして理想的な追加点が生まれました。
91分に左サイドで鈴木が樋口に浮き球のパスを出します。
樋口はいい位置に進入しマイナスのクロスを入れます。
中央でカイキがフリーになっておりトラップから右足で左に鋭いシュートを決めました。
これで3−0で完封勝利となります。
鹿島がボールを支配できたゲームではありませんでしたが早くに先制できたことで余裕を持って対応できたと思います。
リーグ戦1000試合目は伝統的な鹿島らしい内容でした。
内容的に差がなかった横浜F・マリノスには0−3で敗れ今節は3−0で勝利しています。
本当に僅かな差が結果を左右しています。
その差を鈴木は理解できているからこそ勝利に浮かれることなく試合後も厳しい顔で味方に要求していました。
この試合でも3得点全てに絡む活躍でさすが背番号40を引き継いだ男です。
これまで鹿島はその僅かな差を見逃さずに勝利をしてきました。
そして1000試合で555勝もできており8回のリーグ優勝を達成することができています。
ただ2016年以降リーグ優勝から遠ざかってしまいました。
今季こそ6年ぶりのJリーグ奪還をしてもらいたいです。
【J1通算勝利数ランキング】
555勝 鹿島アントラーズ
493勝 横浜F・マリノス
449勝 浦和レッズ
439勝 名古屋グランパス
438勝 ガンバ大阪
415勝 清水エスパルス
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