いよいよ色々あった2020年も終わりを迎えようとしています。
本当に今年は大変な1年でしたが来年は明るい未来が待っていると信じています。
そして年末なので2020年の鹿島アントラーズの選手の各データをまとめて、どの選手が最も貢献していたかを調べていきたいと思います。
今回はリーグ戦34試合からデータを集計しています。
まずは単純に出場試合が多かった選手です。
30試合以上も出場した選手は7人いました。
33試合
エヴェラウド
32試合
レオシルバ
31試合
犬飼智也
永木亮太
土居聖真
30試合
三竿健斗
ファンアラーノ
以上の7選手です。
さらにこれらの選手を出場時間数順に並び替えます。
2790分
犬飼智也
2647分
エヴェラウド
2445分
三竿健斗
2374分
レオシルバ
2110分
土居聖真
2014分
ファンアラーノ
1211分
永木亮太
犬飼は出場した31試合は全てフル出場です。
そんな犬飼もコロナ中断前は関川郁万、町田浩樹がスタメンでありCBの3番手でした。
中断期にザーゴの求めるサッカーを理解しレギュラーを奪取しています。
またエヴェラウドが欠場したのは第4節の浦和レッズ戦でありそこから1試合途中出場があった以外は全てスタメンでした。
確実に今年の鹿島の攻撃の軸になっていましたね。
そして永木はスタメンあり途中出場あり、ボランチあり右SBありと困った時に使われるという可哀想な立ち位置でした。
2016年に鹿島に移籍後監督が代ってもずっと似たようなポジションです。
ただこのような選手はチームにとってかなり助かります。
それではここからはリーグ全体でトップ10に入った項目を確認していきます。(Jリーグ公式HP参照)
括弧内はリーグ順位です。
エヴェラウド
右足得点数 13(1位)
得点総数 18(2位)
1試合平均シュート数 4.7(2位)
クォンスンテ
PA外シュートセーブ率 100%(1位)
PA外シュートキャッチ率 83.3% (1位)
曽ヶ端準
クロスパンチング率 40%(2位)
1試合平均ロングパス数 14(6位)
ファンアラーノ
1試合チャンスクリエイト数 2.9(4位)
アシスト総数 7(8位)
杉岡大暉
1試合平均クロス数 5(3位)
1試合平均タックル数 3(5位)
永戸勝也
1試合平均クロス数 4.4(4位)
1試合平均タックル数 2.8(10位)
沖悠哉
PA内シュートセーブ率 65.5%(8位)
山田大樹
クロスキャッチ率 25%(9位)
関川郁万
1試合平均インターセプト 0.6(4位)
常本佳吾
1試合平均インターセプト 1(1位)
三竿健斗
1試合平均タックル数 3.8(1位)
白崎凌兵
シュート決定率 33.3%(4位)
上田綺世
右足得点数 9 (4位)
伊藤翔
タックル成功率 100%(1位)
出場試合数が少ないため上位に食い込んでいる選手もいますがおおよそその選手の特徴が出ています。
GKは4人全員が何らかの項目でトップ10入りしておりレベルの高さが窺えます。
今季の鹿島はファンアラーノがチャンスを作りエヴェラウド、上田が決めるという内容だったことがデータ上も見てとれます。
良くも悪くもアラーノのチームでした。
それをエヴェラウド、上田の決定力でどうにかした感じです。
もう少しファンアラーノのプレースタイルを早く選手たちが理解できていたら勝ち点を伸ばせたでしょう。
来季は序盤からある程度連携が取れているため今年よりはスムーズに入れると思います。
それもエヴェラウドが残留してこそのことです。
今回様々なデータを確認しても今年のチームMVPはエヴェラウドで間違いないです。
2021年も鹿島のユニフォームを着て今年以上の活躍を見たいです。
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