11月3日はACLのため前倒し開催で日産スタジアムで横浜F・マリノスとの試合があります。
両チームとも1993年からのオリジナル10であり、これまで28年間J1に居続けたのはこの2チームのみです。
そのため対戦回数が1番多くリーグ戦の通算成績は61試合で31勝8分22敗となっています。
通算では大きく勝ち越していますがアウェイでは11勝6分13敗と負け越しています。
そのうち日産スタジアムでは6勝5分10敗です。
苦手な部類に入るスタジアムですが2位を狙うためには絶対に落とせない試合です。
公式戦全体では79試合対戦しており今回が80試合目になります。
そのため幾多の名勝負を繰り広げてきました。
そこで今回個人的な想い出のあるリーグ戦ベスト3を発表したいと思います。
2004年6月26日 1st第15節(横浜国際総合球技場) ●0-1
まだスタジアムの名前が横浜国際総合球技場だった時代です。(2005年3月1日より日産スタジアムに呼称変更)
このカード最多の52,961人が入りました。
それはマリノスが勝てばステージ優勝という大一番だったからです。
鹿島は優勝の可能性はなかったため意地を見せたい試合でした。
しかし安貞桓に決められ目の前で優勝を決められます。
マリノスは2003年も完全制覇しており3ステージ連続優勝という快挙を成し遂げます。
鹿島サポーターにとっては非常に苦い想い出の一つです。
2011年4月23日 第7節(国立競技場) ●0-3
こちらは試合内容というより状況が大きく関係しています。
2011年3月11日に東日本大震災が起こり各地甚大な被害を受けました。
そしてJリーグも1ヵ月半ほど中断していました。
震災後初めて行われた試合です。
カシマサッカースタジアムも天井に設置された照明機器や点検用の通路、音響機器などに大きな被害が出ました。
だいぶ後になって鹿嶋に行きましたが電柱が曲がっていたり、道路に亀裂が生じていたりと衝撃を受けた記憶があります。
そのため国立でホームゲームとして開催されました。
サッカーが観られる幸せを改めて感じた試合でした。
2014年3月29日 第4節(日産スタジアム) ○3-1
前半は0-1とリードされていました。
しかし後半に決めた3点がどれもスーパーゴールで忘れられません。
まずは同点弾は土居聖真でした。
当時日本代表のDF栗原、中澤をダブルタッチでかわして左足で決めます。
また逆転弾は中央から柴崎岳の浮き球を野沢拓也がダイレクトボレーで決めます。
最後はその柴崎岳がFWのような動き出しで綺麗に抜け出してゴールを決めました。
こんな試合がまた見たいです。
私はリーグ戦ではこの3試合を選ばせていただきました。
他にも公式戦では優勝した2000年のJリーグチャンピオンシップや決勝進出を逃した2018年のルヴァン杯準決勝などいくつもあります。
またおもしろいのがマルキーニョスの個人記録です。
マルキーニョスはマリノスに2003年、2012~2013年、鹿島に2007~2010年と所属していました。
マリノス時代に鹿島相手に3得点、鹿島時代にマリノス相手に5得点と両チームにとって嫌な選手でした。
そしてマリノスキラーとして上田綺世に期待しています。
彼はまだリーグ戦で通算8得点ですがその内3得点をマリノス戦で決めています。
昨年8月10日のJリーグ初ゴールも第22節横浜F・マリノス戦でした。
今年の初勝利となった7月18日の第5節でも2ゴールを決めており2試合出場の3得点です。
3試合連続ゴールに期待です。
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