6月9日は林尚輝の誕生日です。
1998年生まれなので23歳になりました。
今年2021年に大阪体育大学から加入したルーキーです。
ちょうど1週間前の6月2日ルヴァン杯プレーオフ第1戦の清水エスパルス戦でプロ初ゴールを決めています。
コーナーキックからのヘディングでのゴールでありCBらしい得点でした。
しかも決勝点でありプライムステージ準々決勝進出に大きく貢献しています。
このようにすでにルヴァン杯では7試合に出場し1得点と経験を積んでいます。(6月9日現在)
しかしリーグ戦では8試合にベンチりも未だ出場機会は訪れません。
同期で大卒の常本佳吾は出場機会を多く掴んでおり負けられませんね。
リーグ戦では犬飼智也、町田浩樹のコンビが定着しました。
2人とも素晴らしい選手ですが林が負けているとも思いません。
林のプレースタイルは181cm、70kgという体格を活かした対人プレーとヘディングの強さが売りです。
また学業面では3年連続で大阪体育大学の学業優秀者に選ばれていたようです。
文武両道でかつて鹿島のセンターバックだった岩政大樹に似ています。
岩政も東京学芸大学教育学部の数学専攻で教員免許を取得しています。
私はCBは経験や格も必要ですが頭の良さも重要な要素だと思っています。
そのため岩政のように成長して欲しいです。
鹿島の背番号3となりレジェンドの1人となった岩政ですが最初からレギュラーだったわけではありません。
1年目の2004年は9月末までリーグ戦1試合、カップ戦2試合しかスタメンがありませんでした。
途中出場の試合では残り時間が少ない中で守備固めで起用されていたのみです。
それが2ndステージ第7節のFC東京戦でスタメン起用され1−0の完封勝利に貢献するとシーズン終盤まで9試合連続フル出場と一気にレギュラーに駆け上がります。
その9試合では3得点も挙げ点が取れるCBとしてのアピールにも成功しました。
やはり鹿島のセンターバックは得点が欲しいです。
結局岩政のルーキーイヤーはリーグ戦18試合4得点という成績でした。
今年のリーグ戦は38試合あるためこの成績を超える可能性は十分あります。
この岩政が最後と言っていいほど鹿島では大卒選手の生え抜きが大成していません。
それが今では上田綺世(法政大学)、常本佳吾(明治大学)と2人もレギュラーになりました。
この2人に負けじと林もレギュラー奪取に向けて頑張って欲しいです。
林の背番号は23番です。
23番のセンターバックと言えば昌子源(2011~2012年)、植田直通(2013~2016年)以来3人目です。
2人とも日本を代表するCBになり2018年ロシアワールドカップメンバーにも選出されています。
林にもいつか2人のように日本を代表するセンターバックになってもらいたいです。
そして鹿島の3番を背負ってもらいたいと思います。
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