須藤直輝のプロ入り後の運命は

鹿島アントラーズ

2月21日にフジテレビで放送のミライモンスターで須藤直輝が特集されました。

昌平高校でのサッカー部の練習や授業中の様子などが放送されていました。

非常に受け答えが冷静で大人な印象を受けました。

高校選手権での活躍やTVにより知名度はうなぎのぼりです。

次は鹿島アントラーズでデビューしニュースになってほしいですね。

ここで少し須藤直輝について紹介したいと思います。

2002年10月1日生まれで埼玉県熊谷市出身です。

そのため中学生になると大宮アルディージャジュニアユースに所属します。

その頃にはすでに将来有望な選手でありU-15日本代表にも選ばれるほどでした。

高校生になる際に実力的には大宮のユースに昇格できたようです。

しかし本人が高校選手権に出場したいという想いがあり、また昌平高校のスタイルが合っていると感じ自分で高校を選んだとのことです。

やはり高卒でプロ入りできるような選手は幼い頃から自分を客観視でき分析する能力に長けています。

昌平高校は2014年の第93回全国高校サッカー選手権が初出場でした。(2020年度は4度目の出場)

そのため比較的新しい強豪校です。

その昌平高校では1年生から10番を任されレギュラーでした。

そして目標であった高校選手権には2年時の第98回、3年時の第99回と2度出場しています。

結果は2大会連続でベスト8に終わっています。

特に昨年の第99回大会はプロ内定4人を擁し優勝候補であったため悔しい敗退でした。

そして今年2021年に鹿島アントラーズに入団しました。

須藤の最大の魅力はドリブルです。

中学生時代から得意だったようで磨きをかけてきました。

須藤のドリブルはスピードで直線的にぶち抜くタイプでなくテクニックで状況を見て縦にも横にもかわしていくタイプです。

身長は169㎝と小柄であり緩急を付けてくるためなかなかディフェンスは止めることができません。

また空中に浮かすという上という選択肢もあり足技は天下一品です。

自らがお手本にしていたと公言するのは元ブラジル代表のロナウジーニョとのことで確かに似ています。

また昌平高校ではFKのキッカーも務めておりいいボールを蹴っていました。

お兄さんがフリースタイルフットボールの有名なパフォーマーのようで幼いころから一緒に練習していたのかもしれませんね。

これまでの鹿島の歴代選手にはいないタイプでありどのくらいの選手になるのか本当に楽しみです。

サッカーのプレースタイル的には10番タイプの選手です。

鹿島の10番は安部裕葵が2019年の夏まで付けていましたがバルセロナBへ移籍後は不在です。

早期に試合出場が増えてくれば次期10番の可能性もあります。

ただし海外移籍をしてしまうことも考えられるので難しいところです。

内田篤人は昨年8月23日の第12節ガンバ大阪戦で引退しました。

その試合後のスピーチで「カシマは少し田舎ですが、サッカーに集中できる環境、レベルの高さ、そしていま在籍している選手が君たちの大きな壁となり、ライバルとなり、偉大な先輩として迎え入れてくれるはずです。僕はそれを強く願います。」と未来の後輩に向けてメッセージを送っています。

私はサポーターとしてこの言葉を聞いたサッカー少年がいつか鹿島アントラーズの選手として入団してくれたらと強く思いました。

そしてこの言葉は当時高校3年生であった須藤少年の心に響いていました。

この言葉を聞いて鹿島入団を決めたそうです。

こんなにも早く内田イズムを引き継ぐ選手が出てくるとは思いませんでした。

今度は須藤が鹿島で歴史を築いて引退時に観客の前で発言できるような選手になってもらいたいです。

そしてそのスピーチを聞いた選手が鹿島入団を決めてくれたら最高ですね。

そうやって鹿島アントラーズの伝統は引き継がれ、強豪クラブとしてこれからも長く続いてほしいと思います。

そのためにも須藤にはこれから始まるプロ生活で活躍してほしいです。

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