1月14日にベルギー1部のセルクル・ブルージュに所属する日本代表の植田直通がフランスリーグ・アンのニームに移籍の可能性があると報じれらました。
植田はセルクルで今シーズンの序盤こそレギュラーでフル出場をしていましたが8節以降急に出番が激減しています。
10月31日の第11節と12月15日の第18節の2試合に出場したのみで完全に戦力として見られていません。
そこにニームから移籍話が来ました。
ニームは現在リーグ・アンで最下位であり19試合で40失点とリーグ最多失点となっています。
ただ自動降格圏を脱出する18位まで勝ち点差は2であり十分射程圏内です。
まずは守備の再構築が必要であり植田に救世主としてオファーが来たようです。
これは植田にとってかなりチャンスだと思います。
2020年の最初の国際Aマッチとなった10月13日のコートジボアール戦ではアディショナルタイムの代表初ゴールで存在感は発揮しました。
しかし代表CBは吉田麻也、冨安健洋のコンビが鉄板であり他にも東京オリンピック世代の若手も多くいます。
そのため植田もずっと当落線上の立場からなかなか変われません。
まだ植田は26歳の選手でありこれから伸びしろがあります。
ここでフランスで活躍できれば一気に代表のレギュラーに食い込むことができるかもしれません。
またフランスリーグは各国のガタイの良いFWがたくさんいます。
肉弾戦こそ植田の特徴を最大限に活かせるプレーです。
プレースタイルが合っていると思うので移籍した方がいいと思います。
フランスと言えば元鹿島でコンビを組んでいた昌子源が挑戦したリーグです。
当時昌子はJリーグでは敵なしのCBにまで成長していました。
しかし度重なる怪我もあり実力を発揮できないまま1年で帰国しさらにガンバ大阪に加入してしまいました。
昌子ですら活躍できなかったことに衝撃でしたが植田ならやれるはずです。
かつての先輩の借りを返す大活躍を期待しています。
そして鹿島アントラーズですが1月12日に今シーズンの体制が発表されています。
その日に加入が発表されたのは移籍組のアルトゥール・カイキのみです。
しかし何やら今年はこれで終わらなそうです。
今年2021年は鹿島アントラーズのクラブ創立30周年を迎える年であり本気で王座奪還を狙っています。
そのため選手の補強はまだあるようです。
以前から噂になっているディエゴ・ピトゥカの獲得がついに決定したかのような報道がブラジルメディアのグローボから1月15日にされました。
グローボはかなり信憑性が高いようで獲得は間違いないようです。
そこではサントスの新たに就任したアンドレス・ルエダ社長が会見でピトゥカを鹿島に売却したことを発表したとありました。
ただ所属しているサントスがコパ・リベルタドーレス決勝に進んでいます。
こちらは南米王者を決めるビッグタイトルであり優勝すれば2月からカタールで行われるクラブワールドカップに出場が決まります。
決勝はパルメイラスと日本時間の1月31日5:00キックオフです。
ピトゥカはサントスのレギュラーであり1月13日のコパ・リベルタドーレス準決勝2ndレグではボカ・ジュニアーズから先制ゴールも決めています。
そのため少なくとも決勝まではサントスにいるようなのでJリーグ開幕までにフィットするかは微妙なところです。
さらに日本政府が外国人の新規入国を停止しているためチーム合流時期が不透明な不安もあります。
ただ南米王者となりそうなブラジルの名門クラブのレギュラーがJリーグに来るとは夢があります。
加入が正式に発表するまでは油断できませんが吉報を待ちましょう。
残すピースはセンターフォワードのみですね。
あの半端ない選手が帰ってきてくれることを諦めずにはいられません。
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