サッカー日本代表の国際Aマッチが3月24日にウルグアイ代表、3月28日にコロンビア代表と行われます。
昨年末に日本を熱狂させたワールドカップ以降初めての試合です。
いきなり南米の強豪国との2連戦となりました。
カタールW杯でのベスト16入りが評価され、森保一監督は日本代表史上初の続投になっています。
次の4年後のW杯の舞台はカナダ・メキシコ・アメリカです。
そこに向けて森保JAPANの第2章が始まります。
今回の試合が組まれている3月20日から28日はインターナショナルマッチデーに設定されています。
そのためほとんどが海外組となるでしょう。
大会規定上限の26人が招集させる見通しです。
日本代表メンバーの発表は3月15日14:00から予定されています。
海外組の選手は試合の2週間前を目途に所属クラブへ招集レターを送っているため確定していると思われます。
後は数人選ばれるであろう国内組が誰になるかです。
やはり注目は鹿島アントラーズから選ばれる選手がいるのかになります。
日本代表のほとんどがJリーガーだった時代は、鹿島から多くの代表選手を輩出していました。
その頃から考えると寂しい限りです。
今の鹿島には次のW杯に向けて有望な若手選手がいますので招集される可能性を探ってみたいと思います。
常本佳吾(1998年10月21日)
日本代表で手薄なサイドバックです。
現在のレギュラーである酒井宏樹、長友佑都は4年後は厳しいでしょう。
さらに山根視来もそれほど年齢は変わりません。
海外組で活躍している菅原由勢は当確ですがその他は見当たらない状況です。
そのため国内組にも十分チャンスがあるポジションです。
その中でJリーグでは屈指の守備力を誇る常本はメンバー入りの可能性は高いです。
攻撃でも貢献できれば一気に代表のレギュラーも奪うかもしれません。
ただその場合は海外に引き抜かれてしまうでしょう。
佐野海舟(2000年12月30日)
これまで世代別日本代表すら無縁だった選手がついに招集されるかもしれません。
J2の若手守備的ボランチの有望株でありましたが、早くもJ1でも通用することを証明しました。
1試合平均インターセプト1.3回はリーグ2位の成績です。
森保監督も第4節アビスパ福岡戦で佐野を目当てに視察に来ています。
このタイプのアンカーは日本には少ないです。
今のレギュラーは遠藤航ですが4年後を考えればチャンスはあります。
元鹿島の三竿健斗がライバルになるかもしれません。
藤井智也(1998年12月4日)
日本の2列目、特にサイドアタッカーは常にいい人材がいます。
伊東純也、三笘薫、久保建英と世界で活躍する選手が溢れています。
若手でも相馬勇紀や中村敬斗などまだまだおり国内組が入る余地はほとんどありません。
ただ藤井のように緩急のあるスピードタイプは意外と少ないです。
右サイドでは伊東が圧倒的な存在感を示していますが3月9日で30歳になりました。
そろそろ次の世代にチャンスがありそうです。
開幕からの活躍で大枠のリストには名前が入った可能性はあります。
他には鹿島では樋口雄太や鈴木優磨など日本代表に入ってもおかしくない実力者はいます。
しかしある程度4年後の年齢を考慮すると上記3人の可能性があると思っています。
その中でも最も招集される可能性が高そうなのは常本ではないでしょうか。
個の能力は申し分なく今入っても遜色なくプレーできるはずです。
ただ守備の選手は所属クラブの成績が左右される傾向にあります。
そのためにも鹿島はいい成績を残して常本をサポートしていきたいです。
もし今回海外組もいる中で選ばれれば相当評価は高いと言えます。
早い段階で確固たる地位を築いてほしいです。
この2連戦が4年後に向けてのスタートになります。
まだ道のりは長いですがこれから多くの鹿島関連選手が選ばれたら嬉しいですね。
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