いよいよ2021年度のサッカースケジュールが決まりつつあります。
まずは10月3日に来年のJリーグ開幕が史上最速の2月の第2週になるのではないかと明らかになりました。
J1が20チームに増えることによる試合数の増加や東京オリンピックの中断を考慮してのことです。
しかしその後にルヴァン杯決勝の1月4日への延期や後述するクラブワールドカップの延期がありその時期の開幕には難色が示されていました。
そして12月3日に2021年2月27日の開幕が濃厚とニュースになりました。
来季のACLも3月以降になりそうということで日程的にはよかったのではないでしょうか。
やはりオフシーズンの休養は選手にとって選手寿命を左右します。
ぜひベストなコンディション作りをしてほしいです。
そしてクラブワールドカップについてです。
本来は今年のFIFAクラブワールドカップ2020が12月にカタールで行われる予定でした。
しかしコロナによる東地区のACLのずれ込みにより11月17日に2021年の2月1日〜2月11日に延期が発表されました。
2022年のカタールW杯のテストも兼ねているため本来は同じ12月にやりたかったでしょう。
既にアフリカ王者はアル・アハリ(エジプト)、オセアニア王者はオークランド・シティ(ニュージーランド)、ヨーロッパ王者はバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、そして開催国枠でアル・ドゥハイル(カタール)と4チームの出場が決定しています。
これらのチームはかなり待たされますね。
現行の毎年各大陸のチャンピオンと開催国枠の7チームで行われる大会は今年で終了予定でした。
そして12月4日に来年度のクラブワールドカップ2021についてFIFAから発表がありました。
これまでは新しくなったクラブワールドカップは中国で6月に行う予定でした。
その新しいクラブワールドカップは4年に1度で24チームに増やし大会の格式を上げようとしていました。
コンフェデレーションズが2017年に終了しておりW杯のプレ大会としても位置付けたかったようです。
それがなんと日本で現行通りの7チームで2021年12月に行われるとのことです。
理由は2021年9月にJFAが創立100年になること、これまでのCWCの運用実績、東京オリンピック開催に伴うスタジアムの整備が挙げられたようです。
会場は横浜国際競技場なのか埼玉スタジアムなのかそれとも新国立競技場なのか気になります。
そして日本開催は2016年以来5年ぶりで9度目です。
通算で18回目なのでちょうど半分を日本で開催しているのですね。
コロナが収束していればいいですがサッカーファンとしては日本で観戦できるのは嬉しいです。
やはりこれまでの日本開催でのCWCでの思い出と言えば2016年12月18日の決勝です。
鹿島アントラーズがレアル・マドリードと互角の試合を繰り広げました。
ちなみに鹿島のスタメンは以下の11人でした。
GK21 曽ケ端準
DF22 西大伍
DF23 植田直通
DF3 昌子源
DF16 山本 脩斗
MF6 永木 亮太
MF10 柴崎 岳
MF25 遠藤 康
MF40 小笠原 満男
FW8 土居 聖真
FW33 金崎 夢生
今考えるとすごく豪華なメンバーですね。
試合はいきなり開始9分にベンゼマにゴールを許し苦しい展開が予想されましたがレアルは思ったほどプレッシャーをかけてきませんでした。
そこを鹿島は突いていきます。
44分、52分の柴崎岳の連続ゴールで2−1とリードします。
そこからレアルの目の色が明らかに変わりました。
猛攻に耐えられずに60分にクリスティアーノ・ロナウドにPKを決められてしまいます。
その後は両チームに勝ち越すチャンスはありましたが2−2のまま90分を終えようとしていました。
そこであの事件が起こります。
鹿島がカウンターを仕掛けようとしたところで金崎夢生がセルヒオ・ラモスに手を使って倒されます。
セルヒオ・ラモスは55分にイエローカードをもらっており2枚目のイエローで退場となるかと思いました。
実際ザンビア人のジャニー・シカズ主審は胸に手を当てカードを出そうとしていました。
しかし明らかにイヤホンで何か言われたようでそのカードを出しませんでした。
FIFA主催の決勝戦であるまじき行為だったと今でも怒りを覚えます。
そして延長戦で98分、104分とクリスティアーノ・ロナウドにハットトリックを決められ万事休すとなりました。
世界1位は近くて遠いものでしたが今もサポーターの心に深く刻み込まれる試合となっています。
来年は必ずJリーグを優勝するという強いモチベーションができました。
最後の日本開催となるクラブワールドカップでアジア勢初の優勝をぜひ鹿島アントラーズが達成したいですね。
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