4月27日に6月6日に行われる日本代表の親善試合の対戦国が発表されました。
誰もが知るサッカー王国でありFIFAランク1位のブラジル代表です。(3月31日時点)
しかも会場は新国立競技場になります。
新国立での日本代表戦は初めてです。
埼玉スタジアム2002が完成してからは関東での試合は埼スタで行われることが多くなっていました。
そのため旧国立競技場でも2014年3月5日のニュージーランド戦が最後となっています。(4−2で日本代表の勝利)
今回は新国立で初めての試合でありしかも相手はブラジル代表です。
盛り上がることは間違いなさそうです。
まず今回のブラジル代表はある程度フルメンバーの来日が予想されます。
それは6月11日にオーストラリアのメルボルン・クリケット・グラウンドでアルゼンチン代表とのW杯南米予選第6節が行われるからです。
本来この試合は2021年9月5日にサンパウロで行われました。
しかし試合開始6分でアルゼンチン代表の4選手がイギリスからの渡航者を14日間隔離するというブラジルの新型コロナウイルスの規則に違反するとして中断になっていました。
その再戦になります。
両国はすでにW杯の出場権を獲得していますがライバル国との試合です。
手を抜いてくることは考えられません。
その直前の調整試合として日本に来日します。
この状況に目を付けた日本がブラジルサッカー連盟へ3億円のギャラを支払い来てもらう事になったようです。
W杯のグループステージで南米との対戦がない日本が高額な金額でのブラジル代表との試合に賛否はあります。
それでも世界のトップレベルを知る数少ない機会ですので日本代表には果敢に金星を狙ってほしいと思います。
これまで日本代表とブラジル代表は12回国際Aマッチで対戦があります。
以下が結果です。
1989年7月23日 リオデジャネイロ ●0−1
1995年6月6日 リバプール ●0−3
1995年8月9日 国立 ●1−5
1997年8月31日 大阪 ●0−3
1999年3月31日 国立 ●0−2
2001年6月4日 鹿島 △0−2
2005年6月22日 ケルン △2−2
2006年6月22日 ドルトムント ●1−4
2012年10月16日 ブロッワフ ●0−4
2013年6月15日 ブラジリア ●0−3
2014年10月14日 シンガポール ●0−4
2017年11月10日 リール ●1−3
過去12試合は2分10敗、5得点34失点と1度も勝てておらず惨敗です。
得点を決めただけでもニュースになるくらいですから力の差は歴然です。
それでも2005年のコンフェデレーションズカップで対戦した時には善戦します。
中村俊輔のスーパーミドルと88分にその中村のFKがポストに当たり跳ね返ったところを大黒将志が押し込んでドローに持ち込みました。
しかし翌年2006年のドイツW杯GSで対戦した際には本気のブラジルに手も足も出ません。
玉田圭司が先制点こそ決めますがこれほど歯が立たないものかとショックを受けました。
そしてブラジルのエース、ネイマールは日本をカモにしています。
これまで出場4試合全てで決められ合計8得点を挙げています。
しかも2014年には4得点を決められました。
ネイマールの国際Aマッチでのゴール数は70得点です。
これはブラジル代表で歴代2位となっています。(1位はペレの77得点)
日本代表は対戦数は少ないにもかかわらずネイマールに貢献してしまっています。
今回はどうにかネイマールを封じ込めたいです。
森保一監督のことなのでこれまでと大きく変わったメンバー選考をするとは思えません。
それでも鹿島の2トップは好調なのでブラジル代表戦で見てみたいですね。

コメント