またしても代わり映えのないメンバーで辛勝【オマーン戦】

日本代表

11月17日は日本代表とオマーン代表のW杯アジア最終予選第6戦がスルタン カブース スポーツ コンプレックスで行われました。

結果は1−0での勝利です。

内容的にはこれといったことはない試合でしたが、結果が出て安心しています。

これで11月のアウェイ2連戦は最低限の目標であった2連勝をすることができました。

まずは試合を振り返ります。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK12 権田修一
DF2 山根視来
DF5 長友佑都
DF16 冨安健洋
DF22 吉田麻也
MF6 遠藤航
MF7 柴崎岳
MF10 南野拓実
MF14 伊東純也
MF17 田中碧
FW15 大迫勇也

この4−3−3も定着してきました。

前節からは守田英正が出場停止のため柴崎を代役に選んできました。

柴崎は3試合ぶりのスタメンです。

試合は日本がボールを保持はします。

サイドを起点にしようという意図はわかりますが全く攻撃がハマりません。

相手にも何もさせずただただ時間だけが過ぎていきます。

23分にようやく決定機が訪れます。

左サイドの長友が縦に突破し中にクロスを上げます。

伊東が完全にフリーになっておりダイレクトで合わせますがうまくミートせずバーを越えていきました。

このまま両者ともに動きの少ない前半でした。

後半開始から柴崎に代えて三笘薫を投入します。

三笘はこれが国際Aマッチのデビューです。

すると攻撃が一気に活性化されます。

圧巻は後半開始20秒で見せたドリブルです。

敵陣左サイドでファーストタッチから縦にドリブル突破をします。

一瞬のスピードアップで1人目のDFをかわすとさらに深い位置まで侵入し2人目のDFに倒されFKを獲得しました。

三笘の真骨頂のプレーでありこの試合初めてオマーンに対し危険なプレーとなります。

ただ徐々にオマーンも三笘のタイミングを把握し対応してきます。

そこで62分に長友、南野から中山雄太、古橋亨梧に交代です。

そして81分に待望の先制点が決まります。

左サイドで三笘のアウトサイドのクロスが相手に阻まれます。

これを中山が再度奪い取り縦パスを出します。

そして三笘のクロスに伊東が左足で合わせてゴールに押し込みました。

直後の82分にその伊東から浅野拓磨に交代します。

さらに88分には大迫から原口元気を投入し逃げ切りを図ります。

どうにかオマーンに勝利をすることができました。

これで最終予選は3連勝となりました。

これはW杯の出場権を懸けた公式戦です。

そのため結果は一番大事です。

オーストラリアが中国と1−1で引き分けたため日本はグループBの2位に浮上しました。

このままいけばW杯に出場することができます。

しかし結果とは裏腹にあまり評判は良くありません。

それは言うまでもなく選手選考と内容です。

森保監督は固定されたメンバーを起用したがります。

今回は久保建英が怪我で招集外になっていることもなりJリーガーもいつもより多く招集されました。

しかしながら試合では起用しないばかりでなくベンチ外にするという判断をしてきました。

果たしてこれが日本サッカーの進歩に繋がっているのでしょうか。

唯一初招集で起用された三笘薫はMVP級の活躍でインパクトを残しました。

また左SBとして途中出場した中山雄太も攻撃面で貢献しスタメンでも良かったと思います。

東京オリンピック世代の選手は勢いがあり本来であればもっと出場機会を与えチームに競争意識を植え付けたいところです。

ベテランの固定メンバーばかりではある程度の計算はできますが伸び代がなくなってしまいます。

とにかく年内のW杯最終予選、そして日本代表の活動は終了しました。

次は来年1月27日の中国戦です。

残り4試合の内ホームが3試合でアウェイはオーストラリアの1試合のみです。

日本は厳しい状況はどうにか抜けることができました。

残りの日程を考えればかなりの確率で出場権を獲得できそうです。

結果が出たことで森保体制は継続されると思いますがまずはW杯出場権は必ず獲得してもらいたいですね。

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