5月3日は第11節北海道コンサドーレ札幌戦が札幌ドームで行われます。
両チームにとって中3日で迎える過密日程です。
GW3連戦の2戦目になります。
鹿島アントラーズは現在2試合連続完封勝ちで2連勝中とやっと結果が出てきました。
まだ内容的には不安定さも残りますが勝利により選手が伸び伸びとプレーできているように感じます。
伝統的な4−4−2のフォーメーションに戻したことが鹿島を蘇らせました。
そして各選手が随所に存在感を出しています。
守備では関川郁万の成長が著しいです。
攻撃のスイッチへの意識が高く縦パスやドリブルなどで見せ場を作ります。
こんなにも早く昌子源からポジションを奪うとは思いませんでした。
さらにもう一段階レベルが上がれば海外移籍も現実味を帯びてきそうです。
中盤では名古新太郎がポジションを掴みました。
これまでも能力の高さは誰もが認めるところでしたが鹿島では活かしきれていない印象でした。
ただ昨季の終盤から岩政監督の評価は高くようやく期待に応えています。
FWは鈴木優磨と垣田裕暉のユース出身の2トップで固定されてきました。
お互いに特徴を把握しておりうまく補完できています。
そのため鈴木がフィニッシュに絡む回数が増え、得点数が伸びています。
現在3試合連続ゴールの5得点でトップはアンデルソン ロペス(横浜F・マリノス)の7得点です。
2点差のため得点王も射程圏内になっています。
次の札幌戦で自身初の4試合連続ゴールの記録がかかります。
2018年も札幌ドームで得点を決めているので今回も期待しています。
その札幌とはこれまでのリーグ戦対戦成績ですが22試合行っており、14勝5分3敗です。
得点は48、失点は18と圧倒しています。
また勝率も63.6%とかなり高いです。(全体では1034試合で566勝155分313敗の勝率54.7%)
J1クラブの中で公式戦対戦勝率はトップクラスとなっています。
そして札幌がJ1に定着した2017年からの過去6年間の対戦成績です。
2017年
6月17日第15節 ○3-0
10月29日第31節 ○2-1
2018年
3月31日第5節 △0-0
9月23日第27節 ○2-0
2019年
3月17日第4節 ○3-1
9月28日第27節 △1-1
2020年
7月8日第3節 ●0-2
10月18日第23節 ●0-1
2021年
4月11日第9節 △2-2
6月27日第20節 ○4-0
2022年
5月14日第13節 ○4-1
7月10日第21節 △0-0
直近12試合では6勝4分2敗となっています。
2020年にダブルを食らいますがそれ以外は負けていません。
また勝利の際は複数得点を決めています。
札幌は今季勝ち、引き負け、負けを繰り返しておりどっちつかずの状態が続いています。
それでも勝ち点は鹿島と同じ13です。
まずはここで同勝ち点の相手を叩き突き放していきたいところです。
この試合を終えるとリーグ戦の1/3を消化することになります。
勝てば5勝1分5敗と五分に戻して中盤戦に突入できます。
まだまだ上位との勝ち点差は開いているため勝ち続けるしかありません。
ただ鹿島が着実に勝っていけば何かを起こせる差でもあります。
5月は重要な5試合が控えています。
その最初の札幌に勝って5連勝を狙っていきたいです。
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