鹿島アントラーズは夏に弱いは本当なのか

鹿島アントラーズ

今年の夏は例年にも増して暑い日々が続いています。

本当に日本の夏は気温とともに湿度も高いため外出が厳しい季節です。

関東も6月後半から真夏日になり一旦気温は落ち着くもまた暑くなりました。

スポーツ選手に限らず一般人でも日常生活に支障をきたすような暑さとなっています。

この暑さはいつまで続くのでしょうか。

もう少し気温が下がってくれるとありがたいです。

鹿島アントラーズはここからリーグ優勝に向けて大事な夏場の試合をまだまだこなすことになります。

サッカーは特に運動量の多いスポーツなのでこの時期の試合は大変です。

少しでもいいコンディションの中で戦えるよう願うばかりです。

そして鹿島は夏に弱いという言葉を耳にすることが少なくありません。

鹿島は2013年以降9年連続でリーグ戦は5位以内と安定した成績を出しています。

そこまで夏場に苦手な印象もありませんが実際はどうなのでしょうか。

リーグ戦で7月から9月に行われたナイトゲームの試合結果を調べてみました。

2013年 トニーニョ・セレーゾ監督
5勝1分6敗

2014年 トニーニョ・セレーゾ監督
6勝4分1敗

2015年 トニーニョ・セレーゾ監督→石井正忠監督
7勝1分2敗

2016年 石井正忠監督
5勝2分5敗

2017年 大岩剛監督
10勝1分1敗

2018年 大岩剛監督
7勝3分3敗

2019年 大岩剛監督
7勝2分1敗

2020年 ザーゴ監督
10勝3分5敗

2021年 相馬直樹監督
6勝4敗

こうして見るとそれほど極端に成績が下降しているわけではありません。

その時の監督のスタイルによるかと思いましたが皆ある程度の結果を出しています。

スタートダッシュに失敗した2020年のザーゴ監督も夏場にはきっちり立て直しています。

ここで注目したいのは大岩監督が指揮した2017年から2019年の成績です。

夏場に35試合行い24勝6分5敗の勝率68.6%を叩き出しています。

鹿島の通算勝率は55.3%であり10%以上も高い数値を出していました。

大岩監督のサッカーは後ろに重心を置いた守備スタイルだったので夏向きであったと言えます。

それにしても凄い勝率です。

ここで気になったので3連覇した時の夏の結果も調べてみました。

2007年 オズワルド・オリヴェイラ監督
6勝2敗

2008年 オズワルド・オリヴェイラ監督
5勝2分3敗

2009年 オズワルド・オリヴェイラ監督
4勝3分5敗

この3年間はリーグ優勝をしていますが成績は悪いです。

2008年、2009年は優勝できるような成績ではありません。

特に2009年は7月から連勝できなくなり8月後半から5連敗もありました。

鹿島のサポーターはどちらかといえばいい思いをさせてもらっています。

いくら3年間タイトルを獲れていないとは言えこれまで20冠も獲得しています。

そのため悪い記憶が鮮明に残っているのかもしれません。

今季はここから優勝に向けて大事な試合が続きます。

一つでも多くの勝利を積み重ねていきたいところです。

その上でレネ・ヴァイラー監督の求めるインテンシティが高く縦に速いサッカーは日本の夏には不向きでしょう。

いくら能力の高い選手が揃っていても90分間は持たないと思います。

大岩監督のスタイルが夏場に結果を出していることはわかったのでうまく取り入れていい結果を出して欲しいです。

そして夏に強いというイメージを各クラブに植え付けたいです。

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