第22節ヴィッセル神戸戦を振り返って【大迫勇也にやられた試合】

鹿島アントラーズ

7月16日は第22節ヴィッセル神戸戦がカシマサッカースタジアムで行われました。

結果は1−1の引き分けです。

これでリーグ戦は3試合連続のドローとなりました。

まずは試合を振り返りたいと思います。

スターティングメンバーは以下の11人でした。

GK1 クォンスンテ
DF32 常本佳吾
DF6 三竿健斗
DF20 キムミンテ
DF22 広瀬陸斗
MF35 中村亮太朗
MF21 ディエゴピトゥカ
MF11 和泉竜司
MF17 アルトゥールカイキ
FW9 エヴェラウド
FW40 鈴木優磨

最近はレネ・ヴァイラー監督はメンバーを多少変更してくるようになりました。

今節では中村がリーグ戦初先発です。

まず9分に左サイドの攻撃から相手のクリアミスをカイキが奪います。

即座に戻すと広瀬がアウトにかけた強烈なシュートを放ちました。

GK飯倉大樹の正面ではじかれるもいい攻撃を見せます。

さらに10分には右サイドで角度のないところでFKを得ます。

これをピトゥカが直接狙いますがまたしてもGK正面でありはじかれ得点はなりません。

32分には左サイドをエヴェラウドがDF2人の間に割って入り単独突破をします。

最後は左足でシュートも枠を右に大きく外れました。

そして36分に中盤の奪い合いで中村と武藤嘉紀が交錯します。

このプレーで武藤が右足を痛め交代です。

そして39分に大迫勇也が初めて相手選手としてカシマサッカースタジアムに足を踏み入れます。

鹿島は前半は時間が経つにつれてなかなか攻撃がうまくいかなくなりました。

後半勝負の展開になります。

後半はキックオフの流れから10秒で和泉が中央を切り裂き左足のシュートを打ちます。

GK正面で弾かれるもいい流れでスタートしました。

しかし神戸がワンチャンスをモノにします。

52分に大迫がボールを運び右サイドの小田にはたきます。

これを小田がクロスを上げるとニアで大迫がうまく合わせ逆サイドのネットに吸い込まれてしまいました。

大迫は古巣相手の初戦でいきなりゴールを決めてきます。

リーグ戦は3試合連続途中出場でのゴールです。

絶対に決められたくない選手に決められます。

直後に鹿島も攻めに出ます。

58分に右サイドを鈴木が突破しギリギリでクロスを上げます。

これをエヴェラウドがヘディングシュートもゴールライン上で菊池流帆にクリアされ得点はなりません。

同点の勢いが出てきますが60分に水を差します。

ハーフウェーライン付近で大迫に入れ替わられるとミンテが背後からユニフォームを引っ張り倒してしまいます。

このプレーでミンテは2枚目のイエローカードで退場です。

大迫もうまかったですがミンテも既に1枚イエローカードをもらっておりあまりに軽率なプレーです。

ここから中村をCBにして対応します。

しかし流れを掴むことができずに72分に中村、エヴェラウドから関川郁万、安西幸輝に交代です。

さらに80分にはピトゥカ、カイキに代えて舩橋佑、土居聖真を投入します。

ここから数的不利の状況を感じさせない攻撃を繰り出します。

87分に左サイドの広瀬から大きなクロスにファーで鈴木が頭で折り返します。

これを中で走り込んだ和泉がボレーでネットを揺らしました。

この後もアディショナルタイムの試合終了まで走り抜けます。

しかし逆転は叶わず1−1の引き分けに終わりました。

ただ10人の状況の中でも選手たちは最後まで逆転しようとする気迫は感じられました。

特に和泉は攻守に顔を出し同点弾も決めています。

広瀬は左サイドバックでプレーも攻撃の起点を作りました。

スンテも相手の決定機を2本止めています。

ここずっと内容が伴わない試合が多かったですが今節は良かったのではないでしょうか。

もちろん勝ち点3を奪えなかったことは評価できません。

しかし私にはこの試合が今後の上昇へのきっかけになるような気がしています。

次は2週間後に横浜F・マリノスとの大一番です。

勝ち点差は5であり一気に差を詰めるチャンスです。

最高の準備をして必ず日産スタジアムでマリノスを倒しましょう。

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