今シーズンは過去最高の得点王が誕生する予感がします。
その名は皆さんご存知、柏レイソルのマイケル・オルンガです。
反則級のフィジカルと左足のシュートがあります。
かつてエムボマ(ガンバ大阪)やエメルソン(浦和レッズ)を見た時と同じような衝撃を受けました。
このまま行けば得点王の本命であることは間違いないでしょう。
そこで過去の得点王の記録はどうなっていたか調べてみました。
まず単純に年間の得点数が多かったのは
1998年の中山雅史です。
この年中山は36得点で得点王になっています。
また出場試合より多い得点で得点王になったのは
中山雅史(ジュビロ磐田) 36得点(27試合)
エメルソン(浦和レッズ) 27得点(26試合)
と2人のみの記録です。
最後に試合数よりも多い得点で得点王になったのも1998年の中山ただ一人です。
この年は18チームでの2ステージ制であったため今と同じ34試合でした。
この年の中山は4試合連続のハットトリックをし当時のギネス記録になりました。
その4試合は5点、4点、4点、3点と16得点を荒稼ぎしています。
流石にこの記録は超えられないと思います。
オルンガはここまで18試合出場で17得点です。(第19節まで)
ハットトリックは1回で12試合でゴールを決めています。
5節からは7試合連続ゴールがありかなりコンスタントに得点しています。
1993年から昨年の2019年までの27年間の歴代得点王の平均得点は23.89点でした。
もう平均は軽々超えてしまうでしょう。
このペースで最後まで行ければ歴代最強のストライカーになれるのではないでしょうか。
またシュート決定率が0.2297とかなり高いです。
5本に1本は決めるのですからDFにとっては守りづらいですね。
世界的にも0.2を超えてくる選手はそうはいません。
毎年のように40〜50得点するメッシやクリスティアーノ・ロナウドでも0.2を割っています。
比較対象には中々なりませんが1つの指標にしていただければと思います。
そして中山がJリーグ初ゴールを決めた1994年3月19日の第3節ヴェルディ川崎戦の1週間後の1994年3月26日に遠くケニアでオルンガは生まれました。
そんなオルンガがどこまで得点をするか楽しみです。
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