監督交代後の猛追撃【果たして川崎に追いつくのか】

鹿島アントラーズ

4月11日の第9節コンサドーレ札幌戦に2点リードの状況から2-2に追いつかれザーゴ前監督は解任されました。

そして次節の第10節徳島ヴォルティス戦から相馬監督に代わりました。

そこから巻き返しをしている最中ですが果たして上位と差は詰まっているのでしょうか。

もうそろそろ今年のJリーグも半分が終わろうとしています。

そのためこの調子でいけば最後に追いつけるのか気になり始める頃です。

今回は1位、2位のクラブにどれほど接近できているのかを振り返っていきます。

鹿島は第2節のガンバ大阪戦がコロナのクラスターにより延期になっています。

そのためザーゴ監督はリーグ戦を8試合行っていました。

その8試合の結果は2勝2分4敗勝ち点8と1試合平均で勝ち点1しか取れていませんでした。

順位も15位とJ2降格もチラつくほどの酷いものでした。

そしてその時点で上位2強の成績は以下の通りです。

1位 川崎フロンターレ 勝ち点28(9勝1分)
2位 名古屋グランパス 勝ち点23(7勝2分)
       :
15位 鹿島アントラーズ 勝ち点8(2勝2分4敗)

上位2クラブは負けなしです。

首位川崎とは勝ち点20、2位名古屋とは勝ち点15も離されていました。

リーグの1/4消化時点で7試合分の差がついていたわけです。

上位陣より試合数が少ないとは言えあまりにも離され過ぎです。

少し連勝した程度ではどうにもならなくなっていました。

それが相馬監督になりリーグ戦を6試合戦って5勝1分と負けなしです。

この6試合だけで勝ち点16を稼ぎ出しました。

しかも名古屋グランパス、横浜F・マリノスと上位を撃破し一気に上昇ムードになりつつあります。

この間の上位2強の成績は川崎が5勝2分の勝ち点17、名古屋は4勝4敗の勝ち点12でした。

そして最新の順位です。(5月17日現在)

1位 川崎フロンターレ 勝ち点45(14勝3分)
2位 名古屋グランパス 勝ち点35(11勝2分4敗)
       :
6位 鹿島アントラーズ 勝ち点24(7勝3分4敗)

1位、2位の順位に変動はありません。

しかし2位名古屋とは勝ち点差を15から11まで縮めています。

また試合数が3試合少ないため同じ試合数までに連勝を続ければすでに射程圏内です。

そうなれば名古屋には相当なプレッシャーがかかり始めるでしょう。

問題は首位川崎フロンターレです。

鹿島がこれほどの好成績で走り出しましたが川崎も同じペースで勝ち点を積み上げています。

ここまで開幕から19試合負けなしと勢いはとどまる所を知りません。

勝ち点差が20から21と全く変わっていません。

川崎とも同じく3試合少なくなっています。

そのため同じ試合数までに連勝したとしてまだ勝ち点差は12離れています。

また得失点差を考慮するとそれでも実質5試合分の差がある訳です。

正直川崎の強さには驚くばかりです。

昨年は記録ラッシュの独走優勝をしたため2年連続でここまでの成績を出すとは思いませんでした。

今後川崎が急に大崩れするとは思えません。

ただ鹿島にも救いはあります。

まず今年は20チームあるためリーグ戦は38試合です。

例年より4試合多いため多少チャンスは広がっています。

そのため残りは24試合あります。

そして川崎との試合が2試合とも残っていることです。

今年はまだ1度も対戦しておらず5月30日にアウェイ、10月16日(予定)にホームで試合があります。

本当に序盤の不調時に当たらなくてよかったです。

直接対決で2連勝し残りの22試合を3、4敗で乗り切れれば最終節辺りで追い付けるはずです。

ここからほぼずっと好調を維持し続けなければ川崎を捕らえられませんが不可能ではない数字でしょう。

これまで鹿島には幾多の奇跡を見せてもらいました。

その魅力にハマりここまでサポーターを続けています。

きっとクラブ創設30周年も新たな伝説に立ち会えると信じています。

そのためにも目の前の試合を大事に1戦1戦を共に戦っていきましょう。

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