2月18日は第1節京都サンガF.C.戦がサンガスタジアム by KYOCERAで行われました。
結果は2−0の勝利です。
2023年の開幕戦という独特の雰囲気の中で選手たちは持てる力を最大限に発揮してくれました。
これで2年連続の開幕戦勝利となります。
京都の地で7年ぶりのリーグ奪還に向けて最高のスタートを切りました。
まずは試合を振り返っていきたいと思います。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK29 早川友基
DF32 常本佳吾
DF55 植田直通
DF5 関川郁万
DF2 安西幸輝
MF25 佐野海舟
MF14 樋口雄太
MF21 ディエゴピトゥカ
MF15 藤井智也
FW40 鈴木優磨
FW13 知念慶
フォーメーションは4−4−2でした。
しかし4−3−3に近かったように思います。
中盤はアンカーに佐野を置いて左右に樋口とピトゥカです。
前線は右が藤井で真ん中と左は鈴木、知念がよくポジションを入れ替えていました。
鹿島は守備意識が高い中でも積極的に仕掛けペースを握りながら試合を展開します。
8分に鹿島がファーストチャンスで先制点を決めました。
左サイドから樋口がインスイングのCKを蹴ります。
これをファーにいた知念が頭で折り返します。
相手DFにクリアされますがそのボールをダイレクトでピトゥカが蹴り込みました。
うまく選手の間をすり抜けてネットに突き刺さります。
これ以上ない良い時間帯に先制に成功です。
その後も鹿島の左サイドを中心に攻撃を組み立てていきます。
32分にはワンタッチでうまく崩すと安西のクロスに鈴木が合わせますがGKに止められてしまいました。
そして34分に一瞬の隙を逃さず追加点が生まれます。
京都のバックパスからのトラップミスを鈴木が猛烈なプレスで奪い取ります。
自分でもシュートできそうでしたが横のフリーの知念にパスし流し込むだけでした。
知念は移籍後初戦で初ゴールです。
いきなりFWとして結果を出します。
前半は鹿島は3本のチャンスの内2本を決めてくれました。
京都にはこれというチャンスも作らせず鹿島ペースの前半でした。
後半は京都が選手交代をしてきたこともあり受け身に立つ時間が長くなります。
ただボールこそ保持されますがやられる感じは全くなかったです。
それでも鹿島もうまくいっていない時間が続き藤井を右サイドから左サイドに変更したり策を講じていきます。
そして62分に樋口から土居聖真に交代です。
さらに73分には藤井から松村優太へと同タイプの交代をします。
80分頃から多少オープンな展開も見えました。
すると81分に鈴木、知念からアルトゥール・カイキ、垣田裕暉を投入です。
直後の83分には右サイドから垣田が丁寧なクロスを上げます。
これに中央で松村がボレーで狙いますがわずかバーの上でした。
84分にも左サイドからのクロスから中で松村がフリーになり決定機を迎えますが相手のブロックに遭い枠に飛ばせません。
終盤はベンチに下がった選手もみんな立ったままピッチ上の選手たちを鼓舞していました。
そのまま試合は2−0で終了となります。
まさにチームがひとつになった勝利でした。
両CBを中心に最後まで粘り強く体を張って守備ができていました。
結果京都の枠内シュートは0本に抑えています。
まだ攻撃では迫力あるシーンを多く作れたとは言い難いです。
しかし早い時間に先制点が取れたことでプラン通りに試合を進められたのでしょう。
これぞ鹿島らしいしたたかなゲームでした。
希望の光は見えた開幕戦だったと思います。
次はホーム開幕戦です。
相手はここずっと苦手意識のある川崎フロンターレです。
ここを勝利できればまずはスタートダッシュは成功と言えます。
次節もまたサポーターに歓喜を届けてもらいたいです。
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