5月15日は第14節横浜F・マリノス戦がカシマサッカースタジアムで行われます。
前節は2位の名古屋グランパス相手にシュートを1本も打たせず完全試合を達成し2-0で勝利しました。
これでリーグ3連勝と開幕時の不調が嘘のように息を吹き返しました。
さらにこの3試合を全て相手の枠内シュートを0に抑えており守備の安定感は抜群です。
今の鹿島ならどのチーム相手にも勝利する姿しか想像できません。
そして今節の相手は好調の横浜F・マリノスです。
開幕戦で川崎フロンターレに0−2で敗れスタートを切りますが、その後は11試合負けなしの8勝3分と波に乗っています。
順位も3位まで上げており得点25は全体2位、失点8も全体2位と非常にバランスが良いです。
マリノスも鹿島と同じく直近3試合を完封勝利をしています。
おそらく今調子の良い1位、2位のクラブの対決であり好ゲームが期待できます。
しかし中2日の鹿島に対しマリノスは中5日とコンディション面で差があります。
鹿島としてはこれを言い訳にせず絶対に勝ちたい試合です。
1993年からのオリジナル10であり、これまで28年間J2に降格なしでJ1に居続けたのはこの2チームのみです。
お互いに伝統と歴史があり日本サッカーを長年引っ張ってきました。
またJリーグは1993年5月15日に開幕しています。
そのため今節はJリーグの誕生日にオリジナル10の対決とJリーグ側も舞台を整えてきました。
この記念すべき日にお互いいい状態で対戦できることが運命のようです。
ここまでリーグ戦ではお互いにずっとJ1に所属しているため最も多く62試合対戦しています。
通算成績は32勝8分22敗です。
勝率は51.6%であり比較的低くなっています。
62試合で得点は97、失点は82です。
この試合で3得点すればマリノス相手に100得点となり、名古屋グランパス、ガンバ大阪に次いで3クラブ目の達成になります。
ここ5年間の対戦成績です。
2016年
5月14日1st第12節 ○1-0
8月27日2nd第10節 △2-2
2017年
3月10日第3節 ○1-0
10月21日第30節 ●2-3
2018年
4月28日第11節 ●0-3
8月19日第23節 ○1-0
2019年
4月28日第9節 ●1-2
8月10日第22節 ○2-1
2020年
7月18日第5節 ○4-2
11月3日第31節 ○3-2
直近10試合では6勝1分3敗と相性は良いです。
特に昨年は2試合とも打ち合いを制しダブルを食らわせました。
第5節ではそれまでオウンゴールの1点しか取れず4連敗中でしたが上田綺世の2ゴールとエヴェラウドの移籍後初ゴールを含む4得点で初勝利を挙げました。
また第31節は2点を先行される苦しい展開も上田、エヴェラウド、遠藤康のいずれもスーパーゴールで大逆転勝利をしています。
いずれも印象に残る名試合でした。
そしてここ5年の1分3敗は全てアウェイの日産スタジアムです。
今節の会場であるホームのカシマサッカースタジアムでは2012年9月22日第26節で1−2で敗れて以降8連勝中とマリノスを圧倒しています。
ホームの利を活かし4試合連続完封勝利を狙いたいところです。
この試合のキーマンは上田綺世です。
プロ入り後マリノス戦は3試合に出場し全試合で4得点しています。
チームも3連勝しており勝利のためには上田のゴールは欠かせません。
自身も得点した試合は負け無しのリーグ戦通算11勝3分けと不敗神話が続いています。
マリノス戦で不敗神話を15に伸ばす得点を期待しています。
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