3月8日はルヴァンカップGS第1節柏レイソル戦が三協フロンテア柏スタジアムで行われました。
結果は1−1の引き分けとなっています。
終了間際の失点で勝利を逃してしまいました。
まずは試合を振り返ります。
スターティングメンバーは以下の11人でした。
GK31 沖悠哉
DF22 広瀬陸斗
DF5 関川郁万
DF20 キムミンテ
DF28 溝口修平
MF35 中村亮太朗
MF30 名古新太郎
MF27 松村優太
MF17 アルトゥールカイキ
FW10 荒木遼太郎
FW18 染野唯月
鹿島アントラーズはここまでリーグ戦3試合を同じスタメンで戦ってきました。
そこでルヴァン杯は関川以外の10人を入れ替えてきます。
リーグ戦とメンバーは変わっていましたが試合の立ち上がりは良かったです。
激しいプレスでボールを奪い取り相手陣内でゲームを進めていきます。
ただなかなか効果的なシュートを打てず時間が過ぎていきます。
そして鹿島は最初のチャンスで先制です。
22分に荒木が相手のパスカットから右の松村にパスを出します。
そこから松村は強引に縦にドリブルで仕掛け、右足でネットに突き刺します。
これで鹿島は公式戦4試合連続で前半に先制点を挙げることになりました。
その松村は33分にもスピードを武器としたドリブルでペナルティエリア手前で相手に倒されFKを得るなど脅威になっていました。
38分には右サイドからのFKで荒木が綺麗なクロスを蹴り込みます。
相手DFとの競り合いを制したキムミンテが頭で合わせますが惜しくも右ポストに当たりゴールはなりません。
さらに44分には後方からミンテのロングパスに松村が抜け出し、右足でシュートを放ちますがGKに防がれてしまいました。
前半は終始鹿島ペースでうまく試合をコントロールできていたと思います。
しかし後半になると柏にペースを持っていかれてしまいます。
ほぼ防戦一方になり柏陣内に入ることもほとんど無くなります。
その中で60分に松村が流れを変えてくれました。
荒木のペナルティエリア左へのスルーパスに反応するとスピードを上げ一気にゴール前まで侵入します。
最後は左足でシュートも相手DFにブロックされCKになりましたが素晴らしいプレーでした。
さらにこのCKを荒木がデザインし後方に蹴ると関川が左足で強烈なシュートを見せます。
ゴールのわずか右に逸れますが隙あらば追加点を狙っていました。
そして62分に松村、カイキから仲間隼斗、土居聖真へ最初の交代が行われます。
さらに70分には溝口、中村から安西幸輝、佐野海舟に交代です。
ただこの時間辺りからかなり柏にボールを回されるようになっていきます。
その難しい時間帯の75分に荒木に代えて師岡柊生を投入します。
師岡はついにプロデビュー戦です。
その後も柏に攻められる中、前線で師岡が奮闘します。
85分には広瀬が浮き球のパスを供給します。
これに師岡が反応しGKと1対1になりますがシュートは正面で得点は奪えません。
それでも時間は経ちこのまま勝利が近づいてきます。
しかし90分に痛恨の失点をしてしまいます。
柏の左CKを三丸拡が蹴ります。
ニアで落合陸が頭でそらすと最後は細谷真大に右足で強烈にネットを揺らされてしまいました。
これで1−1の引き分けに終わっています。
ルヴァン杯のGSは6試合あるので悲観する結果ではありません。
ただ勝利は目前であっただけに勝ち点3が欲しい試合でした。
セットプレーで試合終盤での失点はリーグ第2節の川崎フロンターレ戦と似たような展開です。
今後このようなもったいない失点は絶対に避けていかなければなりません。
また週末にはリーグ戦がやってきます。
リフレッシュできた選手も多くいたはずです。
昌子源もそろそろ出場できるはずなので気を取り直して次の戦いに備えましょう。
【現行のルヴァン杯(ナビスコ杯)の開幕戦の結果とGS突破の可否】
昨季まで過去グループステージは10回出場し開幕戦は3勝1分6敗です。
GSの結果は以下の通りでした。
勝利3試合 突破3回
引き分け1試合 敗退1回
敗戦6試合 突破3回、敗退3回
今季は引き分けスタートでしたがどうなるでしょうか。
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