5月7日は第12節セレッソ大阪戦がヨドコウ桜スタジアムで行われます。
GW3連戦の最後の試合です。
両チームともに中3日での連戦ですがチーム状態は良いだけに好ゲームが期待できます。
まず鹿島アントラーズです。
3月から結果が出ず長く苦しい時期を過ごしてきました。
しかし第9節のアルビレックス新潟戦での勝利でようやくトンネルを抜けることができます。
フォーメーション、選手を変更したことが功を奏しました。
この勝利でチームに自信が戻ります。
一つの勝利でチームが変わる瞬間を目の当たりにしました。
そこから3試合連続完封勝利で一気に上昇モードに突入しています。
さらに2トップを採用したことでエースの鈴木優磨がフィニッシュに専念できるようになります。
4試合連続ゴールと結果を出し攻撃を引っ張る存在です。
このままゴール数を伸ばし得点王を狙ってほしいです。
ただ既に3枚の警告をもらっています。
もう1枚もらってしまうと次節が出場停止です。
セレッソ戦以降も重要な試合が続くので特に異議など不必要なイエローカードは避けてほしいところです。
そしてセレッソですが勝負強さを発揮しています。
今季の5勝は全て1点差での勝利です。
上位相手にもしぶとく勝ち点を拾ってきました。
さらに前節のガンバ大阪戦とのダービーでは90分に加藤陸次樹の劇的ゴールで競り勝っています。
最後まで諦めずに戦ってくるのでアウェイの雰囲気に飲み込まれないよう注意が必要です。
そのセレッソとのリーグ戦通算成績ですが46試合行っており、26勝6分14敗です。(全体では1035試合で567勝155分313敗の勝率54.8%)
勝率は56.5%と平均よりやや高くなっています。
46試合で得点は65、失点は43です。
データ上は得点があまり入っていません。
以下がここ6年間の対戦成績です。
2017年
4月8日第6節 ●0-1
8月26日第24節 ○1-0
2018年
7月25日第14節 ○2-0
10月31日第31節 ○1-0
2019年
6月14日第15節 ○2-0
10月6日第28節 ○1-0
2020年
9月19日第17節 ○2-1
12月19日第34節 △1-1
2021年
5月16日第16節 ○1-0
9月26日第30節 ○2-1
2022年
4月29日第10節 ○3-0
7月6日第20節 △3-3
直近12試合では9勝2分1敗と勝率がかなり良くなっています。
最後に負けたのは2017年で11試合連続で負けがありません。
最近はかなり相性のいい相手と言えます。
さらにアウェイではめっぽう強いです。
2010年にドルトムントに飛び立つ直前の香川真司に決められ1−2で敗戦となります。
しかしその翌年の2011年以降昨季まで引き分けなしの10連勝中です。(2015年、2016年はセレッソがJ2のため対戦なし)
これほど連勝が続くことも珍しいことです。
そして昨季は2試合とも記憶に残る激闘でした。
前半戦では鹿島の記念すべきリーグ戦1000試合目のメモリアルマッチとなります。
振り返れば昨季もこの時期にアウェイで対戦しています。
試合前の大雨でピッチに水を含んでおりボールが走りません。
その中でうまく状況を見極め鹿島らしい勝利を収めました。
さらに後半戦はホームで珍しく乱打戦になります。
1点リードされた中で89分にエヴェラウドがオーバーヘッドシュートで同点に持ち込みます。
今後も映像で出てくるであろうスーパーゴールでした。
あまり得点が入らないセレッソ戦ですが昨季は2試合とも3得点を決めています。
今節もゴールラッシュが見られたらいいですね。
鹿島にとって4試合連続完封勝利がかかる試合になります。
まずは守備意識を高く試合に入りたいです。
セレッソは鹿島より勝ち点1をリードしており、順位も一つ上の7位です。
勝利すれば逆転することができます。
一つ一つ勝利を重ね優勝争いに食い込んでいきたいです。
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