J2からJ1への個人昇格に注目

Jリーグ

1月10日にJ2のアルビレックス新潟のMF本間至恩がJ1の徳島ヴォルティスに完全移籍が濃厚になったことが明るみになりました。

本間は個人的に注目していた選手であり実現したら嬉しいです。

2000年8月9日生まれの20歳と若いため今季の活躍次第では早期の海外移籍もありそうです。

鹿島に入団をしてほしかったですが徳島でがんばってもらいたいと思います。

今オフもこのようにJ2からJ1へ個人昇格する選手は多くいます。

特に昨年の2020年シーズンから活発化しており、40人ほどの選手がJ1への個人昇格を果たしています。

まずは昨年J1で活躍した選手を5名振り返ってみます。

坂元達裕(1996年10月22日生まれ)
2019年J2モンテディオ山形 42試合7得点
2020年J1セレッソ大阪 33試合2得点

東洋大学から2019年に山形に入団したった2年でJ1まで登り詰めました。
独特の間合いと鋭い切り替えしからの左足のクロスはわかっていても止められませんでした。
リーグ5位のアシスト8つを記録しています。
国内組のみで日本代表が組まれたなら間違いなく選出されるでしょう。

レオナルド(1997年5月28日生まれ)
2019年J2アルビレックス新潟 38試合得点
2020年J1浦和レッズ 28試合11得点

2018年に来日しJ3ガイナーレ鳥取で31試合24得点でJ3得点王になっており2019年もJ2得点王と着実にステップアップしてきました。
足でも頭でも得点できる万能型のFWです。
浦和では前半戦はレギュラーでしたが後半戦はベンチ要因になります。
それでも初のJ1で11得点は次第点でしょう。
今季はオルンガが海外移籍をすれば得点王も狙える位置まで来るかもしれません。

神谷優太(1997年4月24日生まれ)
2019年J2愛媛FC 36試合6得点
2020年J1柏レイソル 19試合3得点

高校3年生の第94回高校サッカー選手権では青森山田の10番としてベスト4になっているほど期待されていた選手です。
2016年に湘南ベルマーレに加入も結果が出ずレンタル移籍した愛媛でブレイクします。
去年は怪我があり欠場した試合も多くありましたが夏場はスタメン起用が多く、オルンガや江坂任とともに攻撃陣を引っ張りました。
1年を通じて活躍できればU-24代表にも食い込んでくる可能性がある選手です。

呉屋大翔(1994年1月2日生まれ)
2019年J2V・ファーレン長崎 36試合22得点
2020年J1柏レイソル 20試合4得点

2016年に関西学院大学からガンバ大阪に加入します。
そしてルーキーイヤーの2016年10月15日のルヴァン杯決勝の浦和レッズ戦でPK戦でキッカーに指名されこれを外しチームは優勝を逃します。
しかし涙を流すことはなく無表情でおりこういう選手がFWに向いていると思った記憶があります。
3年間は全く活躍しませんでしたが2019年の22得点はJ2日本人得点王でした。
去年も短い出場時間の中では結果を出したと思います。

一美和成(1997年11月10日生まれ)
2019年J2京都サンガF.C. 36試合17得点
2020年J1横浜FC 31試合4得点

2016年の大津高校からガンバ大阪に加入します。
しかしガンバの層の厚いFW陣に阻まれ3年間でリーグ戦9試合0得点で2019年に京都に育成型期限付き移籍をします。
17得点は呉屋に次ぐJ2日本人得点ランキング2位の好記録でした。
そして12月28日のジャマイカとのU-22日本代表に選出されゴールも決めています。
去年は横浜FCでレギュラーFWになります。
2021年はレンタル元のガンバ大阪に復帰することが発表されていますのでどこまでできるか楽しみです。

去年絶対的なレギュラーになって活躍したと言えるのは坂元くらいですがJ1でもそこそこやれている選手は多かったです。

そのため個人昇格した選手は貴重な戦力になっています。

そして今年2021年は本間至恩以外にも個人昇格し活躍しそうな選手は多くいます。

個人的に注目しているのは以下の選手です。

井上潮音(1997年8月3日生まれ)
2020年J2東京ヴェルディ 38試合4得点
2021年J1ヴィッセル神戸

東京ヴェルディジュニア、ジュニアユース、ユース、トップとヴェルディ一筋がついに移籍をします。
もう2,3年前からどこかに移籍するのではないかと騒がれていた選手です。
ヴェルディの伝統的な司令塔タイプです。
顔もイケメンなので活躍次第では人気が出そうです。

ディサロ燦シルヴァーノ(1996年4月2日生まれ)
2020年J2ギラヴァンツ北九州 35試合18得点
2021年J1清水エスパルス

2019年に法政大学からJ3の北九州に入団し優勝、2020年もJ2の5位に押し上げた原動力です。
2020年のJ2日本人得点王になっています。
左利きで好不調の波が少なく安定して得点を取れるFWです。
清水で出番がもらえれば二桁は取れる実力はあります。

杉本太郎(1996年2月12日生まれ)
2020年J2松本山雅FC 36試合5得点
2021年J1アビスパ福岡

2014年に帝京大学可児高校から鹿島に入団した杉本も8年目になります。
ここまでJ2での実績は十分ですがJ1ではまだこれといった実績はありません。
しかし足元の技術はJ1レベルであることは間違いありません。
攻撃の選手なので得点やアシストといった目に見える数字を伸ばしてほしいです。

イッペイシノヅカ(1995年3月20日生まれ)
2020年J2大宮アルディージャ 27試合3得点
2021年J1柏レイソル

父親が日本人で母親がロシア人のハーフです。
2013年にはU-18ロシア代表に選ばれています。
ロシアでプロデビューしJリーグは柏で3クラブ目です。
昨年は大宮でキャリアハイの数字を残しておりどこまでJ1でできるか注目です。

そして上記以外に以前に紹介した遠野大弥(アビスパ福岡→川崎フロンターレ)がおもしろい選手です。

これらの選手が活躍するのか別の選手が活躍するのか2月のJリーグ開幕まで待ち遠しいですね。

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