2022年もシーズンが開幕し約2ヵ月が経ちました。
ここまでリーグ戦9試合、カップ戦4試合の合計13試合が行われています。(4月20日現在)
そこでこれまで行われた試合から現時点でレネ・ヴァイラー監督が考えているであろう選手の序列を紹介してみたいと思います。
レネ監督の入国が遅れた関係で当初は岩政大樹コーチが指揮を執っていました。
そのためこの短期間の中でもチームの序列に変化が起きています。
今季の登録31人が対象です。
ポジション別にいきます。
GK
◎ クォンスンテ
△ 沖悠哉
早川友基
山田大樹
完全にスンテがGKのレギュラーになりました。
そして昨シーズン後半からの好調を維持しています。
今季もスンテの出場した10試合は7勝1分2敗と好成績を残しています。
安定感のあるセービングは健在です。
またDFラインが若いためまとめ役としても働いてくれています。
そしてポジションを奪われた形となった沖には試練の時となっています。
ルヴァン杯では出番があるもなかなか良さを発揮できていません。
今の状況ではベンチ要員から抜け出すのは厳しいでしょう。
スンテから多くを学び将来の糧にしてもらいたいです。
早川、山田も年齢が近いため全員がずっと残ることはないと思います。
厳しいプロの世界なので生き残りをかけて頑張ってもらいたいです。
右SB
◎ 常本佳吾
△ 広瀬陸斗
監督が変わりどうなるかと思われた右サイドバックも常本に軍配が上がりました。
守備の強度はJリーグ屈指であり、攻撃面で迫力を出せれば代表も見えてきます。
まだ成長過程なのでどこまでの選手になるか楽しみです。
また広瀬はクロスの精度など攻撃に特徴のある選手です。
しかしレネ監督になり以前よりさらに出番が減っています。
FWにエヴェラウドのような強い選手がいると良さが出るのですが不在のためクロスが活かされません。
ただ2人の実力にそれほどの差はありません。
何かきっかけがあれば広瀬もポジションを掴みそうです。
CB
◎ 関川郁万
○ 三竿健斗
△ キムミンテ
△ ブエノ
林尚輝
開幕前に最も不安視されたポジションでした。
しかし三竿のコンバートによりどうにかなっています。
その三竿はボランチ時代とは違った良さを発揮しています。
CBで出場するようになりプレーにいい影響が出ました。
ただボランチで出場することもありあくまで暫定的な役割のようです。
そして関川は完全に覚醒しました。
第2節の川崎フロンターレでは開始早々のミスから失点の原因になりチームは敗戦します。
少し引きずるかと思いましたがその後は吹っ切れたように見えます。
今後もDFリーダーとして期待したいです。
3番手がミンテなのかブエノなのか決め手がありません。
せめてどちらかが戦力として目処が立つとCBが安定します。
林も怪我から復帰したら食い込んできてほしいです。
左SB
◎ 安西幸輝
△ 小田逸稀
溝口修平
左SBも層が薄いポジションとされていました。
安西しか計算できる選手がいません。
実際安西が1人で全公式戦に出場しています。
怪我をしないか心配です。
安西をベンチにしたルヴァン杯大分トリニータ戦では和泉竜司を起用するなど試行錯誤をしています。
小田もポテンシャルは高いので交互に起用できるくらいのパフォーマンスを期待したいです。
そうすれば安西もさらに力を出せると思います。
リーグ戦ではレネ監督が就任後に起用する選手が固定化され始めました。
そしてルヴァン杯ではその他の選手を試すもそれほどの活躍は見せていません。
そのためレギュラー組との差が開いてしまったように思います。
まだシーズンは長いので今出番の少ない選手にも活躍してもらいたいです。
みんなの力でタイトルを掴み取りましょう。
次回はMF、FW編を行います。
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