今回は2022年の登録選手紹介第2弾です。
背番号11〜20までの8選手を紹介していきます。
早速いきましょう。
背番号11 和泉竜司
2021シーズン
リーグ戦 23試合(先発12試合)1得点、1038分出場
カップ戦 3試合(先発2試合)1得点、146分出場
天皇杯 3試合(先発1試合)0得点、132分出場
ザーゴ体制では左SHのレギュラーも相馬体制になり怪我やアルトゥール・カイキの加入で出場時間を減らします。
一つ一つのプレーの技術は高く守備意識も高いため安心して見ていられます。
ただ鹿島の中盤の選手特有の無難なプレーが少なくありません。
そのため相手DFにとって守りやすくなってしまいます。
またこれだけ試合に出てリーグ戦1得点は少ないです。
学生時代は非常に得点が多く勝負を決められる選手でした。
一皮剥けて怖い選手になってもらいたいです。
背番号14 樋口雄太
2021シーズン(サガン鳥栖)
リーグ戦 37試合(先発36試合)6得点、3190分出場
カップ戦 2試合(先発0試合)1得点、53分出場
天皇杯 3試合(先発3試合)1得点、270分出場
争奪戦を制しサガン鳥栖の10番を獲得しました。
J1での実績は申し分ありません。
身長168㎝と小柄ですがプレーはダイナミックでありサイズを感じさせません。
視野が広く両足で正確なサイドチェンジをすることができます。
また6アシストはリーグ全体で8位でした。
昨季は右SHやトップ下、ボランチと様々なポジションでプレーしています。
果たしてレネ・ヴァイラー監督はどこで起用するのでしょうか。
早く適正ポジションを見つけチーム内での居場所を見つけてもらいたいです。
背番号15 ブエノ
2021シーズン
リーグ戦 1試合(先発1試合)0得点、75分出場
昨夏にレンタル期間満了でアトレチコ・ミネイロより復帰します。
そして9月11日のアビスパ福岡戦に出場も、その5日後の練習中に左股関節内転筋損傷しシーズン最後まで出番はありませんでした。
身体能力は誰もが認めるところです。
そのためクラブも手放さずに今季で7年目になります。
CBは層が薄いポジションでありそろそろブレイクが期待されます。
関川郁万とコンビを組んだらどんなFWでも弾き飛ばしそうです。
背番号16 小田逸稀
2021シーズン(J2ジェフユナイテッド市原・千葉)
リーグ戦 24試合(先発20試合)2得点、1827分出場
2年間のJ2武者修行から帰ってきました。
多くの出場機会を得たことで経験値は格段に上がりました。
元々対人が強く90分アップダウンができます。
右利きの左SBということで安西幸輝と似たような特徴があります。
どこまで安西を脅かすことができるでしょうか。
チームにとっても戦力になってくれるとかなり大きいです。
小田にとって勝負の1年になりそうです。
背番号17 アルトゥール・カイキ
2021シーズン
リーグ戦 14試合(先発5試合)5得点、462分出場
カップ戦 4試合(先発3試合)0得点、222分出場
天皇杯 4試合(先発2試合)2得点、166分出場
昨シーズンはコロナにより入国が遅れてしまいチームへのフィットにも時間がかかってしまいました。
それでも夏場以降徐々に出場時間を伸ばしています。
単独突破をすることはなく連携を得意とするプレーヤーです。
ブラジルへの移籍の噂もありましたが残留してくれて安心しました。
今季はさらに日本に馴染んでもっと力を発揮するはずです。
FKという武器があり得点力がある2列目なので常時出場すれば二桁得点もありそうです。
背番号18 上田綺世
2021シーズン
リーグ戦 29試合(先発19試合)14得点、1753分出場
カップ戦 4試合(先発4試合)2得点、282分出場
天皇杯 3試合(先発1試合)3得点、135分出場
2年連続リーグ戦二桁得点で鹿島のエースとなりました。
動き出しがよくまた体も強く万能型のFWです。
前線でターゲットになり起点を作ることができます。
そして何より決定力があります。
昨季はオリンピックに出場し日本代表にも常時呼ばれるようになりました。
そんな上田ですらエヴェラウド、鈴木優磨がいるためレギュラーが確約されていないところが今季のFW陣の凄いところです。
怪我が多いのが唯一の懸念点なので年間を通じて出場できるようコンディションを整えてほしいです。
しかし既に海外クラブから狙われているので夏に移籍もあるかもしれません。
背番号19 染野唯月
2021シーズン
リーグ戦 9試合(先発1試合)0得点、199分出場
カップ戦 5試合(先発3試合)1得点、258分出場
潜在能力は誰もが認めるものがあります。
FWとしてだけでなく中盤で攻撃の組み立てもできます。
そのためザーゴ監督の評価は高かったですが結果を出すことができませんでした。
そしてここ2年間プロの壁に当たっています。
同期の荒木遼太郎が飛躍しているため追い付きたいですね。
上田が海外移籍をした後は鈴木優磨とともに鹿島のエース格になってもらいたい選手です。
今季まずはリーグ戦初ゴールを決めてほしいです。
背番号20 キム・ミンテ
2021シーズン(北海道コンサドーレ札幌)
リーグ戦 9試合(先発7試合)0得点、628分出場
カップ戦 4試合(先発3試合)0得点、246分出場
天皇杯 2試合(先発2試合)0得点、149分出場
2021シーズン(名古屋グランパス)
リーグ戦 12試合(先発12試合)1得点、1069分出場
カップ戦 5試合(先発5試合)0得点、450分出場
ACL 2試合(先発2試合)0得点、180分出場
町田浩樹、犬飼智也の後釜として今季より加入です。
鹿島史上6人目の韓国人選手です。
187㎝とサイズがあるため空中戦の強さに特徴があります。
さらに足元の技術もあるため後方からの組み立て役としても重宝されそうです。
日本でのプレーは長く、クォン・スンテもいるため問題ないでしょう。
しっかりレギュラーに絡んできてもらいたいです。
そして鉄壁のCBを形成してほしいと思います。
今回は以上の8選手でした。
今季はエースナンバーの13番の選手がいないのが寂しいです。
絶対的なレギュラーというよりスタメンかベンチかの当落線上の位置にいる選手が多い印象です。
この中から開幕スタメンを奪い取る選手は出てくるのでしょうか。
キャンプでアピールしてもらいたいと思います。
次回は背番号21以降の選手を紹介していきます。
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