今回も選手紹介の続きをしていきます。
2021年の登録選手の第3弾です。
背番号23〜31までの8選手を紹介していきます。
早速いきましょう。
背番号23 林尚輝
今シーズン大阪体育大学から加入するセンターバックです。
181cm、70kgというフィジカルを活かしヘディングと対人プレーに絶対的な自信があるとのことです。
鹿島の伝統的なCBにふさわしいプレースタイルとなっています。
また高校時代はアンカーだったようで視野の広さも今のCBに無いものがあります。
なかなか鹿島では大卒ルーキーがレギュラーを取ることは難しいです。
しかし今年はセンターバックは4人しかいません。
ここで林が試合に絡んでくるとハイレベルな争いになります。
犬飼のパートナーに名乗りを上げることができるでしょうか。
背番号24 小川優介
今シーズン昌平高校から加入するボランチです。
チームの中心部で攻撃を組み立てられる選手です。
川崎フロンターレの大島僚太のプレースタイルに似ています。
スカウトからの評価は技術の高さということでした。
今年の鹿島のボランチは最激戦区のポジションです。
昨夏まではJクラブからオファーが一つもなかったところから鹿島入団に至りました。
今年はルヴァン杯のグループステージから出場しますのでぜひ公式戦で見たいです。
背番号25 遠藤康
2020シーズン
リーグ戦 27試合(先発5試合)1得点、849分出場
カップ戦 1試合(先発1試合)0得点、63分出場
曽ヶ端準が引退し鹿島の新バンディエラとなりました。
在籍15年目のシーズンになります。
近年出場時間が限られていますが出場した時のインパクトは流石です。
昨年もチームの成績が出なかった序盤戦には短い時間でも攻撃を活性化させてくれました。
また左足のキックの精度やタメを作る技術は今だにチームナンバー1です。
第31節の横浜F・マリノス戦では逆転のスーパーボレーを左足で決めました。
昨年のロングパス成功率は64.0%と高いものがあります。
今年も左足から多くのチャンスを作り出すでしょう。
背番号26 須藤直輝
今シーズン小川とともに昌平高校から加入するドリブラーです。
ドリブルはスーパーですが他にもパスやフリーキックなどいくつも武器があります。
高川学園との高校選手権1回戦では0−2の窮地からアディショナルタイムの2アシストでPK勝ちをするなどスター性もあります。
本職の左サイドハーフはライバルが多くすぐにレギュラーは難しいかもしれません。
しかし昨年高卒ルーキーで荒木遼太郎が多くの試合に出場したようにブレイクする可能性はあります。
高校選手権でも高校生相手では敵なし状態でした。
果たしてプロ相手に得意のドリブルはどこまで通用するのか楽しみな選手です。
鹿島から巣立っていった安部裕葵に憧れているようですので追々は超えてほしいと思います。
背番号27 松村優太
2020シーズン
リーグ戦 13試合(先発0試合)0得点、140分出場
カップ戦 2試合(先発0試合)1得点、43分出場
静岡学園を選手権優勝に導き、鳴り物入りで入団した1年目から戦力として計算されました。
ルヴァン杯グループステージ第3節の清水エスパルス戦では決勝のヘディングシュートも決めいい1年だったと思います。
交代枠の最後の5人目のカードで使われることが多くザーゴ監督の期待が感じられました。
試合後半に相手DFを置き去りにするスピードは見ていて爽快でした。
右利きの右サイドハーフで縦にスピードで突破するタイプは数少ないのでもう少しプロに慣れればますます活躍するでしょう。
さらにカットインからの左足のシュートなど選択肢が増えればプレーの幅が広がります。
現在はスーパーサブですが今年は昨年以上に出場機会が増えそうです。
背番号28 町田浩樹
2020シーズン
リーグ戦 21試合(先発20試合)0得点、1811分出場
カップ戦 2試合(先発2試合)0得点、180分出場
2019年から着実に出場試合数を伸ばしています。
鹿島アントラーズつくばジュニアユース時代の中学1年生よりセンターバック一筋という珍しい選手です。
たまに今は左サイドバックで起用されることもあります。
コーナーキックのターゲットとしての攻撃参加も魅力です。
またU-23日本代表の常連であり国際経験も豊富です。
190cmの左利きのCBとなかなか日本にいない規格の選手です。
今年もう一皮化ければ海外移籍も早期に決まりそうな予感があります。
まずはCBのレギュラーを関川と争う1年になりそうです。
背番号29 早川友基
今シーズン明治大学から加入するゴールキーパーです。
明治は今年12人もJリーグに内定が出ており凄いことですね。
反応の鋭いシュートストップと正確なフィードが持ち味です。
187cmとサイズもあり現代的なプレーヤーです。
今の鹿島のGKは同世代の若手が3人もおり切磋琢磨しレベルアップをしてほしいです。
まずは公式戦の出場が目標となるでしょうか。
3月3日生まれはジーコと同じ誕生日です。
鹿島入団は運命のような気がします。
背番号31 沖悠哉
2020シーズン
リーグ戦 24試合(先発24試合)0得点、2160分出場
昨シーズンの若手選手で最大の成長を見せた選手です。
シーズン開始時はクォンスンテ、曽ヶ端と元代表の2人のGKがおりまさかレギュラーを取るとは思いませんでした。
それがチームの不振がありスタメンに抜擢されると快進撃を見せ始めます。
8月8日の第9節サガン鳥栖戦でJ1デビューを完封勝利で飾ります。
そこから8勝1分けとJ1初出場からの9戦無敗は1993年のGKシジマール(清水エスパルス)と並ぶ記録を作りました。
チームの勢いを増すビッグセーブが多いのも特徴です。
PA内シュートセーブ率も65.5%でリーグ8位の成績でした。
12月にはU-23日本代表候補合宿にも呼ばれ東京オリンピック世代でも正GKを奪おうかという勢いです。
礼儀正しく好青年であり曽ヶ端の後継者と言える逸材です。
今回は以上の8選手です。
このブロックは新人選手や若手選手が多かったです。
一番の注目選手はGKの沖悠哉です。
長年曽ヶ端が務めてきた鹿島のGKをついに21歳の若者が射止めました。
経歴も鹿島ジュニアユースからユース、そしてトップ昇格と鹿島一筋です。
このまま順調に育ってくれればこれから10年はGKは安泰です。
海外移籍をしないでほしいですね。
次回は背番号32以降の選手を紹介していきます。
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