2021年中盤戦の選手序列【鹿島アントラーズMF、FW編】

鹿島アントラーズ

前回はGK、DFの選手序列を行いました。

今回は中盤より前の選手の考察です。

こちらはピトゥカ、カイキが加入し層の厚みが増しました。

そのため序盤よりもポジション争いが激化しています。

早速見ていきましょう。

CH
◎ ディエゴ ピトゥカ
◎ レオ シルバ
○ 三竿健斗
○ 永木亮太
△ 舩橋佑
  小川優介

まずはピトゥカです。

合流後1ヵ月ほどはコンディションが上がらずベンチスタートも多くありました。

しかし徐々にフィットし今や鹿島アントラーズはピトゥカのチームと言っても過言ではないほどの選手です。

彼からボールは供給され攻撃の起点になっています。

そしてレオシルバは相変わらずの運動量で中盤の底を支えています。

気になるのは三竿です。

相馬監督になり序列が完全に下がりました。

明らかな不調からは脱したようにも思いますがレギュラー奪取は相当厳しそうです。

永木は相変わらず困った時にきっちり穴を埋めてくれます。

舩橋はザーゴ前監督には気に入られボランチの一角に食い込みそうでしたが監督交代後はほぼ出番がありません。

右SH
◎ ファン アラーノ
○ 松村優太
△ 遠藤康

アラーノは鼻骨骨折もありましたが右SHでは不動のポジションです。

以前より周りの選手がアラーノの特徴を理解してきたため自由にできています。

もう少しバイタルの危険な位置でプレーし得点に絡みたいです。

松村はこの期間で評価を上げた選手です。

スタメン出場も増えスーパーサブとしても定位置を確保しました。

2年以内には必ずレギュラーになれるでしょう。

遠藤は出場時間こそ短いですがベテランとして仕事をやってのけるところは流石です。

天皇杯2回戦のY.S.C.C.横浜戦で右ハムストリング筋損傷の約4週間の診断を受けています。

復帰が待ち遠しいです。

左SH
○ 土居聖真
○ 荒木遼太郎
○ 白崎凌兵
△ 和泉竜司
  アルトゥール カイキ
  須藤直輝

以前から最も戦力が充実しているポジションでした。

厳密に左SHということになると荒木が1番手なのかもしれません。

自らは得点が取れない時期も続きましたがセットプレーのキッカーやドリブルでいくつものゴールに直結するプレーを見せています。

高卒2年目とは思えないプレーヤーです。

そして土居はシャドーや0トップとして欠かせない存在です。

5月15日の第14節横浜F・マリノス戦ではプロ入り初のハットトリックをするなど記録も残しています。

そして和泉の怪我もありましたが白崎は相馬監督になり序列が上がりました。

これまではベンチメンバーの位置付けでしたが今やレギュラーです。

ただ左SHなのかトップ下なのかボランチなのかポジションが確定していません。

個人的にはテクニックがある選手なので中央での起用が一番良さが出ると思います。

カイキはピトゥカと異なり苦しいシーズンを過ごしています。

元々激戦区ですのでこのメンバーを押し退けて出場するには苦労しそうです。

FW
○ エヴェラウド
○ 上田綺世
△ 染野唯月

相馬監督になりエヴェラウドはコンディション不良がずっと続いていました。

そして上田は怪我をして復帰し怪我をしてと万全の状態になかなかなりません。

そのため2トップにしたいのか1トップにしたいのか監督の考えがわからないです。

1トップの場合には2人とも横一線であり判断に迷います。

エヴェラウドは得点こそ少ないですが相手にかなりの脅威を与えることができる選手です。

また上田は動き出しの巧さから得点も取れています。

2トップの方が攻撃の迫力が出て良いような気がします。

染野は2人が離脱した時期にチャンスがありましたがモノにできませんでした。

当面は常にベンチ入りできるように練習でアピールしていくしかないです。

今回はMF、FW編でした。

前線はある程度流動的なため絶対的な選手が少ないポジションでした。

相馬監督になりこれらのポジションで序列が上がったのがピトゥカと白崎凌兵です。

2人ともレギュラー格になり存在感を出しています。

特に白崎は2019年に鹿島移籍後不遇の時期が長かっただけにこのように評価され始めたことが嬉しいです。

今シーズンは31人体制ですが怪我の山田大樹と高卒ルーキーの小川優介を除いた29人が既に公式戦に出場しています。

今出番が少ない選手にも必ずチャンスは来るのでその時にそのチャンスを掴んでほしいです。

まだシーズンは半分が終わったところです。

残りの期間で現在の序列がどのように変化するか楽しみですね。

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