2022年2/3を終えての選手序列【鹿島アントラーズGK、DF編】

鹿島アントラーズ

2022年シーズンもリーグ戦は2/3を消化しました。

ここまでリーグ戦22試合、ルヴァン杯8試合、天皇杯3試合の合計33試合が行われています。(7月26日現在)

残りはリーグ戦12試合と天皇杯が最大3試合しかありません。

また今年はW杯が年末にあるため11月5日のリーグ最終戦をもってシーズンが終了です。

そのため非常にコンパクトなシーズンになっています。

今季はルヴァン杯こそ敗退してしまいましたが、リーグ戦と天皇杯は優勝を狙える位置にいます。

ここからが勝負です。

そこでこれまで行われた試合から現時点でレネ・ヴァイラー監督が考えているであろう29選手の序列を紹介してみたいと思います。

ポジション別にいきます。

今回は守備の選手です。

GK
◎ クォンスンテ リーグ戦22試合(1980分出場)
△ 沖悠哉
  早川友基
  山田大樹

昨季終盤からポジションを奪い返したスンテが1番手に君臨しています。

派手さはありませんがDFラインを的確に指示し堅実なシュートストップをします。

序盤から比べるとやや失点が増えてきましたが安定感は抜群です。

リーグ戦は全試合フルタイム出場をしています。

そして沖はルヴァン杯と天皇杯に出場もリーグ戦では出番がありません。

キックの精度は良いのですがセットプレー時の飛び出すタイミングの判断にまだ不安定さがあります。

まだ若くこれから鹿島の正GKになれる逸材です。

今はスンテから技術を盗み、しっかりと成長して欲しいです。

それは早川、山田にも言えます。

GKは昨季の終盤から序列に変化はありません。

右SB
◎ 常本佳吾 リーグ戦22試合(1781分出場)
○ 広瀬陸斗 リーグ戦10試合(511分出場)

レネ監督になり明暗が分かれた2人です。

常本が得意の守備で猛アピールをしほぼフル稼働状態です。

1試合平均タックル数は3.1回とリーグ6位の成績です。

一人で右サイドバックという運動量の多いポジションをこなしてきました。

相当気に入られているようです。

今回のE-1選手権の日本代表に入ってもおかしくないパフォーマンスをしていると思います。

広瀬もここに来てチャンスを掴み始めました。

本職ではない左サイドバックで起用され始めています。

広瀬のクロスは一級品なのでそれを活かすようなプレーをして欲しいです。

右サイドで出た方が特徴は出せると思うので今後もハイレベルな争いを見たいです。

CB
◎ 三竿健斗 リーグ戦22試合(1833分出場)1得点
○ 関川郁万 リーグ戦20試合(1436分出場)
△ キムミンテ リーグ戦15試合(785分出場)1得点
  ブエノ リーグ戦4試合(245分出場)
  林尚輝

まず三竿がCBの軸になっています。

ボランチからコンバートされ前を向いてプレーできることで持ち味の守備力が活かされつつあります。

またしっかり声を出せるためチームメイトを鼓舞することもできます。

181㎝とサイズもあるため高さで負けることもそれほどありません。

もう本職がCBと言っても過言ではない選手になってきました。

そして関川の評価が下がりつつあります。

ここまで高卒4年目でよくやってくれました。

しかし疲れからなのかパフォーマンスの低下が目立ち出しました。

そのためスタメンから外れることも多くなっています。

もう一度調子を取り戻しレギュラーを奪い返したいです。

その関川に代わってミンテの起用が増えてきました。

ただ関川より必ずしもいいプレーをしているかは疑問です。

軽いプレーも多く第22節のヴィッセル神戸戦では退場もしています。

まだ絶対的な信頼を得ているわけではなさそうです。

ブエノは起用されなくなり林も怪我がありまだ復帰はできていません。

ガンバ大阪の昌子源やヴィッセル神戸の大崎玲央の獲得の噂もあり補強を考えていると思われます。

左SB
◎ 安西幸輝 リーグ戦22試合(1736分出場)
△ 溝口修平
  小田逸稀

サイドバックという運動量が必要なポジションながら序盤から安西しか起用されていませんでした。

ほぼフル出場で過労が心配されます。

そして案の定キレがなくなり7月以降ベンチメンバーになります。

ただ本職の小田も溝口も監督の求める水準に達していません。

高卒ルーキーの溝口がカップ戦と天皇杯で出場し経験を積むもリーグ戦では構想に入っていないようです。

そのため右サイドバックの広瀬が務めることが多くなっています。

早く安西が元の姿に戻ってくれることを期待するしかありません。

レネ監督は選手を固定する傾向がありましたがここに来て変化が表れてきました。

中盤戦までは信頼されていた関川や安西がスタメンを外れることが多くなっています。

2人とも出場過多で調子を落としたのではないでしょうか。

ここに来てメンバーを変更するくらいならもう少しローテーションをしながら起用して欲しかったです。

そして守備の連携も中盤以降うまく機能していません。

毎試合のように失点することになり勝てない原因にもなっています。

ただ代わりの選手がないという現状もあります。

残りの試合ではベストメンバーのコンディション調整が大事ですね。

次回はMF、FW編を行いたいと思います。

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