2021年中盤戦の選手序列【鹿島アントラーズGK、DF編】

鹿島アントラーズ

2021年もシーズンが開幕し約半年が経ちました。

ここまでリーグ戦20試合、ルヴァン杯8試合、天皇杯1試合の合計29試合が行われています。(7月3日現在)

今年もコロナ禍での開催になっておりますがスケジュール通りにこなせています。

そのため試合数も年間のちょうど半分ほどを終了しました。

シーズン途中でザーゴ前監督が解任されるという事態に陥りながらもまずまず立て直してきました。

ディエゴピトゥカとアルトゥールカイキも合流し31人体制です。

そこでこれまで行われた試合から現時点で相馬監督が考えているであろう選手の序列を紹介してみたいと思います。

ポジション別にいきます。

GK
◎ 沖悠哉
○ 早川友基
  クォンスンテ
  山田大樹

昨シーズンの途中から完全に沖がレギュラーを確保しました。

リーグ戦では全試合フル出場中です。

日々成長する姿が見受けられます。

そのため東京オリンピックのメンバーからの落選は本当に残念でした。

シーズン序盤にチームの成績が良くなかったことが悔やまれます。

もう少し早くからアピールできていたらチャンスはあったように思います。

これからはA代表を目指して頑張ってほしいです。

そして2番手以降が正直わかりません。

現時点ではベンチ入りしている早川が2番手と言えます。

スンテは理由がわからずベンチ外が続いています。

また山田は4月5日にクラブの公式HPで発表がありましたが練習中に右膝前十字靭帯損傷の大怪我を負い全治約6~8ヵ月です。

そのため今シーズンは不測の事態がなければ沖のレギュラーは堅いでしょう。

右SB
◎ 常本佳吾
△ 広瀬陸斗
△ 小泉慶

相馬監督になり最も序列が変わったポジションです。

大卒ルーキーの常本ががっちりレギュラーの座を掴みました。

川崎フロンターレ戦では対峙した三笘薫を完全に抑え込んだり、コンサドーレ札幌戦では初ゴールを決めたりと攻守に存在感を出しています。

元サイドバック出身の監督にノウハウを叩き込まれているのか急成長です。

今後はA代表にも絡める逸材だと思います。

そして急失速したのが広瀬です。

ベンチ外になることも多く常本に差を広げられています。

小泉は右サイドバックというよりトップ下やボランチ起用も増えておりチームの欠けたポジションを埋める選手になっています。

永木亮太とともにこういう選手がいると助かります。

CB
◎ 町田浩樹
◎ 犬飼智也
○ 林尚輝
△ 関川郁万

町田と犬飼のコンビがファーストチョイスであることは変わりません。

しかし今や町田がCBの軸になっています。

リーグ戦では20試合フル出場でセットプレーから4得点を挙げています。

ここまでチームMVP級の活躍で東京オリンピックのメンバー入りを果たしました。

そして犬飼がやや評価を落とし、関川はかなり評価を落としました。

そんな中で林は評価を上げています。

ベガルタ仙台戦ではリーグデビューもし安定した守備を見せています。

もしかすると今シーズン中に2番手に上がってくる可能性は秘めています。

あとCBはブエノが復帰することになりました。

そのため熾烈なポジション争いになりそうな気がします。

左SB
◎ 永戸勝也
○ 杉岡大暉

シーズン序盤から2人しかおらず層の薄さが心配なポジションでした。

しかしそれを感じさせないパフォーマンスを2人とも見せています。

昨シーズンから永戸がレギュラーを掴んでおり相馬監督になってからも変わることはありませんでした。

キックの精度が高くセットプレーの起点になっています。

ただここに来て杉岡が追い上げてきました。

リーグ戦でもスタメン出場が増え持ち前の縦への推進力も発揮し始めています。

おそらく出場機会が増えたことが思い切った選択ができるようになってきました。

そのため以前よりも2人に差は無くどちらが出てもそれぞれの左SBとしてのプレーができています。

これからどちらがレギュラーになるか楽しみです。

今回はGKとDFの13人の現状分析でした。

途中で監督が代わったことにより序盤戦と多少序列が変わっています。

1番の出世は常本佳吾ですね。

現在は背番号が32番ですが来年は2番になりそうなくらい良いパフォーマンスを披露しています。

非常に楽しみな若手が出てきました。

このままシーズン終了まで頑張ってもらいたいです。

次回はMF、FW編を行います。

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