2月18日に開幕したJ1リーグも概ね順調にスケジュールをこなせています。
FC東京がコロナの陽性者が多数出たためチーム活動を停止した期間もありましたが大事にならずに済んでよかったです。
鹿島アントラーズもコロナの影響はありました。
3月10日に陽性者3名、濃厚接触者1名、3月13日に陽性者1名という事態に陥ります。
どうにか拡大を防ぐことができ、試合を開催することができました。
そしてここまでリーグ戦5試合を消化しています。
4勝1敗の勝ち点12で暫定3位です。
上位の2クラブは川崎フロンターレ、横浜F・マリノスと優勝候補のクラブであり、ACLの関係で7試合を消化しています。
その中でこの位置は良いのではないでしょうか。
早くも優勝へ期待してしまいます。
実際まだ5試合しか終わっていませんが優勝の可能性はどれほどなのでしょう。
まずは2017年以降ここ5年間の優勝クラブの5試合消化時点と最終成績を見てみます。
2017年 川崎フロンターレ
勝ち点10(3勝1分1敗)1試合平均勝ち点2 → 勝ち点72(21勝9分4敗)1試合平均勝ち点2.12
2018年 川崎フロンターレ
勝ち点10(3勝1分1敗)1試合平均勝ち点2 → 勝ち点69(21勝6分7敗)1試合平均勝ち点2.03
2019年 横浜F・マリノス
勝ち点8(2勝2分1敗)1試合平均勝ち点1.6 → 勝ち点70(22勝4分8敗)1試合平均勝ち点2.06
2020年 川崎フロンターレ
勝ち点13(4勝1分)1試合平均勝ち点2.6 → 勝ち点83(26勝5分3敗)1試合平均勝ち点2.44
2021年 川崎フロンターレ
勝ち点15(5勝)1試合平均勝ち点3 → 勝ち点92(28勝8分2敗)1試合平均勝ち点2.42
こうして見ると優勝するクラブは序盤の5試合で好スタートを切りほぼ同じペースでの最終成績となっています。
好不調の波を少なく一定の勝ち点を積み上げていくことが重要です。
ここ2年は川崎が独走したため勝ち点が大きく伸びています。
しかし通常であれば1試合平均勝ち点で2を少し上回れば十分優勝に手が届くでしょう。
そして今季の上位3クラブの成績です。
川崎フロンターレ 勝ち点16(5勝1分1敗)1試合平均勝ち点2.29
横浜F・マリノス 勝ち点12(3勝3分1敗)1試合平均勝ち点1.71
鹿島アントラーズ 勝ち点12(4勝1敗)1試合平均勝ち点2.4
1試合平均勝ち点では鹿島がトップとなっています。
もしこのペースで34試合を消化できたら勝ち点81.6になります。
それほどいいスタートを切れました。
川崎に負けたのは残念でしたが4勝は素晴らしいの一言です。
内容にはまだまだ課題はありますが前線の迫力は前評判通りです。
今季のJ1は全体的に引き分けが多く勝ち点が伸び悩んでいる印象があります。
そのため下位にはしっかり勝ち点3を獲得し、いかに取りこぼしを少なく戦えるかが重要です。
あとは第27節に控える川崎フロンターレとの直接対決で負けないことです。
よく優勝を争うクラブとの試合を6ポイントマッチと言います。
自チームは勝って勝ち点3を稼ぎ、相手チームは負けて勝ち点3を得ることはできないため勝ち点6に相当するという意味です。
ここ数年はこの試合でことごとく負けているため大きな差がついてしまっていました。
今季もすでに前半戦で負けているためダブルを食らうわけにはいきません。
次こそ川崎に勝って勢いをつけて終盤戦を乗り切りたいです。
少なくとも5試合消化の時点では優勝ラインに乗っています。
ここから苦しい時も必ずやってきますがサポーターの後押しで勝ち進んでもらいたいですね。
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