7月15日にルヴァンカップのオープンドローが行われました。
その結果準々決勝の相手は名古屋グランパスに決まりました。
第1戦が9月1日(水)にアウェイの豊田スタジアム、第2戦が9月5日(日)にホームのカシマサッカースタジアムで行われます。
現在リーグ戦で4位と好調の名古屋相手ではありますがそれほど苦手意識のある相手ではありません。
ここで勝ち上がれば準決勝はFC東京かコンサドーレ札幌になります。
また川崎フロンターレが反対の山に入ったことを考えれば悪くない抽選会だったのではないでしょうか。
鹿島アントラーズはこれまでルヴァン杯(旧ナビスコ杯)はクラブ別で最多の6回優勝しています。
最後に優勝したのが2015年でありこの時はまだナビスコ杯という名称でした。
そのためルヴァン杯と名称変更後は優勝しておりません。
ぜひ6年ぶりの優勝をしたいです。
優勝回数が最多ということでカップ戦の通算成績はどうなのか調べてみました。
まず全体では174試合を行い87勝29分58敗です。
勝率はちょうど50%なのでそこまで高くありません。
それでも6度も優勝しているのは勝負どころでの強さが光る証拠です。
そして298得点227失点で得失点差は71となっています。
得点数は最多であり後2得点で史上初のカップ戦300得点になります。
ちなみに勝利数の87はなんと2位なのです。
1位は横浜F・マリノスの91勝です。
マリノスは優勝回数は2001年の1回だけですが安定した成績をルヴァンカップでは残しています。
そのため今年は敗退していて少し安心です。
鹿島が5勝するとマリノスを抜くことになります。
決勝戦まで進むと5試合なので5連勝してマリノスを通算勝利数でも抜きたいですね。
そしてルヴァン杯の名古屋との対戦成績は20試合行っており15勝1分4敗となっています。
リーグ戦以上に圧倒的な成績を残しています。
また42得点、18失点ですので1試合平均で2点取って失点は1です。
十分勝機はありますね。
少し不安材料としてはルヴァン杯の準々決勝はカタールW杯の最終予選と時期が被っています。
A代表の試合は公式戦であり国際Aマッチデーに指定されています。
この期間は協会に代表選手の拘束権があり選出された場合は拒否できません。
現在のA代表は海外組がほとんどを占めておりそこまで心配することはないかもしれません。
しかし東京オリンピックで上田綺世がブレイクをしA代表に選出される可能性も大いにあります。
そうなると鹿島にとっては大打撃です。
今も上田と荒木遼太郎の2人がいないと攻撃が機能しなくなっていることが露呈されています。
日本代表に選ばれることは光栄なことなので鹿島サポーターとしては悩ましいですがここはチームの得点源としてタイトル獲得に貢献してもらいたいと思います。
またここからのプライムステージではチームに勢いをつけるムードメーカーが必要です。
個人的には杉岡大暉に期待しています。
杉岡は湘南ベルマーレ時代の2018年にルヴァン杯を獲得しています。
決勝の相手は横浜F・マリノスで下馬評ではマリノスが優勢でした。
そんな中36分に杉岡がゴール中央からワールドクラスのミドルシュートを叩き込みこれが決勝点となります。
あのゴールは何度見ても鳥肌が立ちます。
そして湘南に初のルヴァン杯制覇をもたらしました。
今度は鹿島のタイトル獲得にもぜひ貢献してほしいです。
そのためにもまずは名古屋グランパスを倒して準決勝に駒を進めましょう。
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