植田直通の鹿島アントラーズ復帰は現実的にあるのか

鹿島アントラーズ

今季2022年の鹿島アントラーズはCBの選手層が薄い状態でのスタートとなりました。

クラブ側もわかっていたことではありますが現有戦力の奮起に期待してこのような編成にしたのでしょう。

ここまではどうにかなっており結果も出ています。

しかし林尚輝は2月26日の練習中に右足第一楔状骨を骨折し全治は約2ヵ月と診断されています。

もう復帰してもいい頃かと思いますがベンチ入りもできていません。

また北海道コンサドーレ札幌より獲得した期待の新戦力キム・ミンテはフィットしているとは言い難いです。

レネ・ヴァイラー監督の中ではCBとして計算されておらずボランチのクローザー的な役割となっています。

そしてブエノも出場した試合で好不調の波があるため常時出場するには至っていません。

今年が初のシーズンを通してのレギュラーとなる関川郁万とボランチからコンバートした三竿健斗しかいない状況です。

これから夏に向けて気温が上がるため体力の消耗が激しくなります。

怪我のリスクもあり2人だけで回すのには無理があります。

悲願のリーグ優勝に向けて補強は必ずと言っていいほど必要でしょう。

ただシーズン途中での加入となるため鹿島の戦い方を理解している選手という条件が付いてしまいます。

そうなるとかなり候補は絞られます。

おそらく名前が挙がるであろう植田直通が最適かと思います。

関川と被るプレースタイルではありますがこれ以上の人材は見当たりません。

それでは植田を今夏に獲得することはできるのでしょうか。

まずは植田の成績です。

現在はフランス2部のニームに所属しています。

今季2部に降格したクラブで37試合中28試合(2171分)出場と主力ではありました。(5月9日現在)

しかし年末まではレギュラーでしたが年明けからベンチ外や途中出場も多くなっています。

シーズン終盤にかけて出番は減っており序列が上ではなさそうです。

また20クラブ中9位という中堅クラブで本人がやりがいを感じているかです。

鹿島で勝つ喜びを知っている選手には物足りない環境かもしれません。

そして日本代表に常時選出されていますがベンチメンバーから脱却できておらず現状を打破したいはずです。

年末にW杯もあるため移籍の意思はあると思います。

しかし植田には移籍金がかかります。

昨季は前所属のベルギー1部サークル・ブルージュからニームへレンタル移籍中でした。

そしてニームは2021年5月28日に2023年6月30日までの買い取りオプションを行使し完全移籍をさせています。

現在の正確な移籍金はわかりませんが最新の市場価値は80万ユーロ(約1億1000万円)です。

それほどかけ離れていない金額が移籍金で設定されているはずです。

財政的には厳しいですが手が出せない金額ではないでしょう。

鹿島はここ3年で安西幸輝、鈴木優磨と海外組の復帰を成功させました。

しかし昌子源、大迫勇也は他クラブに取られています。

やっぱり一度は鹿島でプレーし、応援した選手なので日本に戻ってくるときには復帰して欲しいです。

植田こそ今の鹿島の最大の補強になると思っています。

どうにかクラブには復帰要請をし叶うようにしてもらいたいです。

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